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NAGATA Tomoko

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Last Updated :2025/04/12

Researcher Information

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Research Interests

  • 家庭科教育   教育工学   

Research Areas

  • Humanities & social sciences / Educational technology

Association Memberships

  • JAPAN CURRICULUM RESEARCH AND DEVELOPMENT ASSOCIATION   日本家庭科教育学会   日本教育メディア学会   日本教育工学会   

Published Papers

Books etc

  • Society5.0時代を拓く 学校教育の挑戦
    先端教職課程カリキュラム開発センター; 附属共同研究チーム 2023/03 9784863276185
  • 授業研究のフロンティア
    吉崎静夫監修; 村川雅弘; 木原俊行編著 (Joint work第4章 教員養成における授業研究)ミネルヴァ書房 2019/03
  • 教育分野におけるeポートフォリオ，教育工学選書Ⅱ 第2巻
    森本康彦; 永田智子; 小川賀代; 山川修編著 (Joint work)2017/02
  • Lesson Study （レッスンスタディ），教育工学選書Ⅱ 第10巻
    小柳和喜雄; 柴田好章編著 (Joint work第6章 米国におけるLesson Study)ミネルヴァ書房 2017/01 99-116
  • 教育工学的アプローチによる教師教育 学び続ける教師を育てる・支える，教育工学選書Ⅱ 第10巻
    木原俊行; 寺嶋浩介; 島田希編著 (Joint work第9章 オンライン授業研究のシステム開発)ミネルヴァ書房 2016/03
  • iPadで拓く学びの イノベーション
    森山潤; 山本利一; 中村隆敏; 永田智子 (Editor)高陵社書店 2013/08
  • 大学力を高めるeポートフォリオ―エビデンスに基づく教育の質保障をめざして
    永田智子; 森山潤; 吉水裕也 (Contributor第５章 教職大学院におけるeポートフォリオシステムの開発と活用―兵庫教育大学教職大学院の事例―)東京電機大 学出版局 2007/04
  • 明日の教師を育てる
    鈴木真理子; 永田智子 (Editor)ナカニシヤ出版 2007

Conference Activities & Talks

  • 日本STEM教育学会 2025年3月 拡大研究会 － 12 － 教職課程におけるSTEAM教育演習の学修効果検証フレームワークの検討
    岩﨑凌一; 永田智子; 加藤久恵; 羽田 潤; 山下義史; 森山 潤
    日本STEM教育学会拡大研究会  2025/03
  • 角南卓也; 永田智子
    日本教育メディア学会 2024年度 第２回 研究会
  • 金融経済教育に向けた高校家庭科教員の授業支援策の検討 ―金融経済教育に対する認識と授業準備の実態調査から―  [Not invited]
    前田まどか; 福井正則; 永田智子
    日本教科教育学会第50回全国大会（筑波大会）
  • 布や革を使ったものづくりに関する男子大学生の意識  [Not invited]
    岩井あずさ; 永田智子
    2024年度日本家庭科教育学会近畿地区会 研究・実践発表会  2024/08
  • 中学校家庭科における衣服の副資材に関する学習内容の検討 －循環型衣生活の視点からー  [Not invited]
    小林 裕子; 鈴木 千春; 永田 智子
    日本家庭科教育学会第67回大会  2024/07
  • 高等学校家庭科におけるケアの家族化と脱家族化に関する内容分析  [Not invited]
    岩﨑 凌一; 永田 夏来; 永田 智子
    日本家庭科教育学会第67回大会  2024/07
  • 幼児教育におけるSTEAM教育に関する実践研究の現状  [Not invited]
    永田 智子; 浅野 三奈; 鈴木 千春; 小林 裕子
    日本教育工学会 2024年春季全国大会  2024/03
  • 企業による出前授業に関する教育学部生の意識  [Not invited]
    鈴木 千春; 小林 裕子; 永田 智子
    日本教科教育学会第49回全国大会  2023/10
  • 中学校家庭科高齢者学習における聴覚体験型アプリを活用した授業の提案  [Not invited]
    小林 裕子; 鈴木 千春; 永田 智子
    日本教科教育学会第49回全国大会  2023/10
  • フィルターバブルやエコーチェンバーの現象と問題について小学生の理解を促す教材の開発  [Not invited]
    藤原 雅弘; 永田 智子; 澤山 郁夫; 海﨑 孝斗
    日本教育工学会 2023年秋季全国大会  2023/09
  • 高校生・教員養成大学生を対象とした衣服の選択・購入，補修，廃棄等に関する実態調査  [Not invited]
    小林 裕子; 前田 まどか; 鈴木 千春; 永田 智子
    日本家庭科教育学会第66回大会  2023/07
  • フィルターバブルやエコーチェンバーに関する国内の授業実践の現状
    藤原雅弘; 永田智子; 澤山郁夫; 海﨑孝斗
    日本教育工学会2023年春季全国大会 (第42回)  2023/03
  • 大学生における手書きとタイピング速度の実態
    海﨑孝斗; 澤山郁夫; 永田智子; 藤原雅弘
    日本教育工学会2023年春季全国大会 (第42回)  2023/03
  • 小学生における手書きとタイピング速度の実態
    澤山郁夫; 海﨑孝斗; 永田智子; 藤原雅弘
    日本教育工学会2023年春季全国大会 (第42回)  2023/03
  • 中学校家庭科における高齢者学習の検討 -家庭科教員及び大学生対象調査結果より-
    小林裕子; 村田晋太朗; 永田智子
    日本教科教育学会第 48 回全国大会（愛媛大会）  2022/10
  • 教員養成課程における『STEAM 教育概論』一部試行と評価
    永田智子; 森山潤; 石野亮; 福本謹一
    日本教科教育学会第 48 回全国大会（愛媛大会）  2022/10
  • 兵庫教育大学における新しい教員養成スタンダードの構想
    森山潤; 永田智子; 山中一英; 岡村章司; 川上泰彦; 別惣淳二; 掛川淳一; 守山勝; 松田充; 清水優菜; 吉水裕也
    日本教育大学協会研究集会  2022/10
  • 日本におけるオンライン調査の回答端末と自由記述量の関係
    澤山郁夫; 永田智子; 海﨑孝斗; 藤原雅弘
    日本教育工学会2022年秋季全国大会  2022/09
  • 通信制高校におけるオンラインシステム活用の実態―家庭科教員を対象とした調査より―
    辰濃菜穂; 永田智子
    日本教育メディア学会研究会  2022/02
  • 小学校家庭科「家族の学習」に絵本を活 用したワークシート開発
    鈴木千春; 小林裕子; 永田智子
    日本教育メディア学会第28回年次大会  2021/12
  • 学習者用デジタル教科書の使用希求と教師要因の関連
    清水優菜; 徳島祐彌; 阪上弘彬; 山下義史; 清遠和弘; 永田智子; 森山潤
    日本教育工学 会 2021 年秋季全国大会  2021/10
  • 通信制高校家庭科における思考方向のつまづきをとらえる添削問題の提案
    辰濃菜穂; 永田智子
    日本家庭科教育学会近畿地区会実践・研究発表会  2021/08
  • 高校家庭科におけるワークシートの分析
    辰濃 菜穂; 永田 智子; 小林 裕子
    日本家庭科教育学会第64回大会  2021/07
  • 中学校家庭科「災害時の食」教育授業のモ ジュール学習化と評価
    小林 裕子; 永田 智子; 鈴木 千春
    日本家庭科教育学会第64回大会  2021/07
  • 初等家庭科教育法に おけるオンライン模擬授業 の実施と評価
    永田 智子; 花輪 由樹; 星野 亜由美; 鈴木 千春; 小林 裕子; 岸田 恵津
    日本家庭科教育学会第64回大会  2021/07
  • 学習者用デジタル教科書の機能に対して教員が抱く期待感の構造
    森山潤; 和田直久; 殿岡貴子; 徳島祐彌; 阪上弘彬; 永田智子
    日本教育工学会2021年春季全国大会（第38回大会）講演論文集，423-424  2021/03
  • 中学校家庭科「災害時の食」教育に関するモジュール学習教材の開発
    小林裕子; 永田智子
    日本家庭科教育学会2020年度大会（オンライン大会）  2020/12
  • 中国における「労働技術教育」の学習実態と学習者の意識―広東省広州市の高校生に対する質問紙調査から ―
    霍雨佳; 小林裕子; 永田智子
    日本家庭科教育学会2020年度大会（オンライン大会）  2020/12
  • 通信制高校家庭科における添削指導の実態―アンケート調査から―
    辰濃菜穂; 永田智子
    日本家庭科教育 学会2020年度大会（オンライン大会）  2020/12
  • アメリカ家庭科教科書における「家族・家庭生活」領域の学習内容に関する一考察  [Not invited]
    村田晋太朗; 永田智子
    日本家庭科教育学会 2019（令和元）年度例会  2019/12
  • 中学校家庭科「災害時を想定した献立作成」における料理レシピ検索サイト活用の効果  [Not invited]
    小林裕子; 永田智子
    日本家庭科教育学会 2019（令和元）年度例会  2019/12
  • 中学校家庭科家族関係におけるINSモデルを用いた問題解決学習の開発と評価  [Not invited]
    村田晋太朗; 永田智子
    日本教科教育学会 第45回全国大会  2019/10
  • 小学校算数科における｢数学する｣ための話し合い－スパイダー討論の手法を通して－  [Not invited]
    石野亮; 永田智子
    日本教科教育学会 第45回全国大会  2019/10
  • A comparison of the educational objctives for middle school home economics (“family relations”) in Japanese and American textbooks  [Not invited]
    Shintaro MURATA; Tomoko NAGATA
    Asian Regional Association for Home Economics 2019  2019/08
  • 家庭科における「防災・災害に関する食教育」指導の意義：家庭科教員対象質問紙調査の結果から  [Not invited]
    小林裕子; 永田智子
    日本家庭科教育学会 第62回大会  2019/06
  • 中学校家庭科「家族関係」を題材にした問題解決学習におけるINSモデルの適用可能性  [Not invited]
    村田晋太朗; 永田智子
    日本家庭科教育学会 第62回大会  2019/06
  • 360度ビデオカメラを活用した中学校家庭科グループ調理における学び分析の試み  [Not invited]
    永田智子; 相川美和子; 村田晋太朗; 小林裕子
    日本家庭科教育学会 第62回大会  2019/06
  • 家庭科教科書における「防災・災害」の「食」教育に関する記述分析
    小林裕子; 永田智子
    日本家庭科教育学会2018年度例会  2018/12
  • NHK for School 「カテイカ」とTPCを活用するAL型小学校家庭科授業モデルの開発―小学校教員による評価―
    永田智子; 鈴木千春; 村田晋太朗; 小林裕子; 山本亜美
    日本家庭科教育学会2018年度例会  2018/12
  • NHK for School 「カテイカ」とTPCを活用するAL型小学校家庭科授業モデルの開発と試行
    永田智子; 坂口朋子; 鈴木千春; 村田晋太朗; 小林裕子; 山本亜美
    日本教育メディア学会第25回年次大会  2018/11
  • 小学校1 年算数科における文部科学省「プログラミン」を活用した授業の効果と要因の検討
    坂口朋子; 永田智子
    日本教育メディア学会第25回年次大会  2018/11
  • 複数単元をまとめ表示するD-OPPの開発＠小学校5年理科生命領域における試行と評価
    坂口朋子; 永田智子
    日本教科教育学会第44回全国大会  2018/09
  • 不要になった布製品の活用に関する実態調査
    小林 裕子; 村田 晋太朗; 永田 智子
    日本家庭科教育学会第61回大会  2018/07
  • 中学校家庭科における「災害時の食」の授業評価  [Not invited]
    小林裕子; 永田智子
    日本家庭科教育学会2016（平成２８）年度例会  2016/12
  • 中学校家庭科における「災害食」を題材とした課題解決的な学習の 開発と実践  [Not invited]
    小林 裕子; 永田 智子
    日本家庭科教育学会大会  2016/07
  • 小学校家庭科の「家庭での実践」学習におけるタブレット端末長期活用の効果と課題
    鈴木 千春; 永田 智子
    日本家庭科教育学会第58回大会  2016/06
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; NISHIMORI Toshihisa; KASAI Toshinobu; SUZUKI Hideyuki
    日本科学教育学会研究会研究報告  2005/09  Japan Society for Science Education (JSSE)
  • NAGATA Tomoko; SUZUKI Mariko; MORIHIRO Koichiro
    Research report of JET Conferences  2005/02  日本教育工学会
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko
    Research report of JET Conferences  2005/02  日本教育工学会
  • MOCHIZUKI Toshio; NAGATA Tomoko; HISAMATSU Shin-ichi; YAEGASHI Kazaru; NAKAHARA Jun; FUJITANI Satoru; NISHIMORI Toshihisa; SUZUKI Mariko; KATO Hiroshi
    日本教育工学会大会講演論文集  2004/09
  • NAGATA Tomoko; SUZUKI Mariko; MOCHIZUKI Toshio; NISHIMORI Toshihisa; NAKAHARA Jun; KASAI Toshinobu; KATO Hisae
    日本教育工学会大会講演論文集  2004/09
  • NAGATA Tomoko; SUZUKI Mariko; MOCHIZUKI Toshio; NAKAHARA Jun; NISHIMORI Toshihisa; KASAI Toshinobu; KATO Hisae
    Research report of JET Conferences  2003/12  日本教育工学会
  • IMAI Yasushi; SUZUKI Mariko; OKUMURA Kenji; NAGATA Tomoko; KATO Hisae; HAKOYA Masaki; NAKAHARA Jun; INAGAKI Shigenori; YAMAGUCHI Etsuji; FUNAOI Hideo
    日本教育工学会大会講演論文集  2003/10
  • NAGATA Tomoko; SUZUKI Mariko; NISHIMORI Toshihisa; NAKAHARA Jun; KASAI Toshinobu; MATSUKAWA Hideya; YAMAGIWA Koei; KURIHARA Shin; SUZUKI Hideyuki
    日本教育工学会大会講演論文集  2003/10
  • YAMAGIWA Koei; SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NISHIMORI Toshihisa; NAKAHARA Jun; KASAI Toshinobu; KURIHARA Shin; SUZUKI Hideyuki
    日本教育工学会大会講演論文集  2003/10
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; NISHIMORI Toshihisa; KASAI Toshinobu; SUZUKI Hideyuki
    日本教育工学会大会講演論文集  2003/10
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; NISHIMORI Toshihisa; KASAI Toshinobu; YAMAGIWA Koei; YOSHIOKA Haruna; SUZUKI Hideyuki
    年会論文集  2003/07  Japan Society for Science Education (JSSE)
  • YAMAGIWA Koei; NAGATA Tomoko; SUZUKI Mariko; SUZUKI Hideyuki
    年会論文集  2003/07  Japan Society for Science Education (JSSE)
  • IMAI Yasushi; SUZUKI Mariko; KATOH Hisae; NAGATA Tomoko; HAKOYA Masaki; NAKAHARA Jun; FUNAOI Hideo; YAMAGUCHI Etsuji; INAGAKI Shigenori
    年会論文集  2003/07  Japan Society for Science Education (JSSE)
  • 加藤 久恵; 永田 智子
    数学教育論文発表会論文集  2002/11  社団法人日本数学教育学会
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; NISHIMORI Toshihisa; KASAI Toshinobu
    日本教育工学会大会講演論文集  2002/11
  • NAGATA Tomoko
    日本教育工学会大会講演論文集  2002/11
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; URASHIMA Noriaki; IMAI Yasushi; UESUGI Nao; WAKABAYASHI Misato; MORIHIRO Koichiro
    年会論文集  2002/09  Japan Society for Science Education (JSSE)
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; NISHIMORI Toshihisa; MORIHIRO Koichiro; SUZUKI Hideyuki
    年会論文集  2002/09  Japan Society for Science Education (JSSE)
  • 鈴木 真理子; 永田 智子; 中原 淳; 浦嶋 憲明; 今井 靖; 上杉 奈生; 若林 美里; 森広 浩一郎
    年会論文集  2002/09
  • NAGATA Tomoko; SUZUKI Mariko; URASHIMA Noriaki; NAKAHARA Jun; MORIHIRO Koichiro
    日本教育工学会大会講演論文集  2001/11
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; URASHIMA Noriaki; IMAI Yasushi; WAKABAYASHI Misato; MORIHIRO Koichiro
    日本教育工学会大会講演論文集  2001/11
  • SUZUKI Mariko; NAGATA Tomoko; NAKAHARA Jun; URASHIMA Noriaki
    日本教育工学会大会講演論文集  2001/11
  • 永田 智子; 岸田 恵津
    日本調理科学会誌  2001/11  日本調理科学会
  • 永田 智子; 中屋 ゆかり; 中田 佳代子; 松村 京子
    日本教育工学会大会講演論文集  2000/10
  • NAGATA Tomoko; NAKAYA Yukari; NAKATA Kayoko; MATUSMURA Kyoko
    教育工学関連学協会連合全国大会講演論文集 = Joint Conference on Educational Technology  2000/10
  • NAGATA Tomoko
    日本教育工学会大会講演論文集  1998/09
  • NAGATA Tomoko; MURATA Yoshiko; MATSUMURA Kyoko
    日本教育工学会大会講演論文集  1996/11  学術雑誌目次速報データベース由来
  • NAGATA Tomoko
    日本教育工学会大会講演論文集  1995/11
  • NAGATA Tomoko; HAYASHI Rika
    教育システム情報学会研究報告  1995/06

MISC

Awards & Honors

  • 2002 日本教育工学会第18回全国大会 研究奨励賞
     JPN

Research Grants & Projects

  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    Date (from‐to) : 2021/04 -2024/03 
    Author : 永田 智子; 加藤 久恵; 徳島 祐彌; 奥村 好美; 阪上 弘彬; 森廣 浩一郎; 森山 潤; 小川 修史; 清水 優菜; 山下 義史
     
    Society5.0時代に向け，初等中等教育おいては，EdTech活用が求められている．本研究では，①個別最適化を実現するためのツールとしてeポートフォリオシステムの開発，②教科の基礎基本の定着や深い学びのための学習者用デジタル教科書の活用モデルの開発，③eポートフォリオやデジタル教科書の活用を含め教師のICT活用指導力を育成するための教員養成プログラムの開発，①～③を包括して初等中等教育におけるEdTech活用を推進する教員養成システムとして研究を進める． ①に関して，1年目（2021年度）は，eポートフォリオ（EP）システム開発チームが，EPシステムの先行研究を踏まえたうえで，EPシステムのプロトタイプの仕様を開発した．実装にあたっては，兵庫教育大学教職大学院のeポートフォリオシステムの開発・運用経験のある（株）アルベッジに協力を依頼した． ②に関して，1年目（2021年度）は，全国の初等中等学校教員を対象に，デジタル教科書（DT）活用モデル開発チームが，デジタル教科書に関する意識や実態についてアンケート調査を行った．調査にあたっては，デジタル教科書を開発している（株）東京書籍の協力を得た．調査結果は，日本教育工学会2021 年秋季全国大会で「学習者用デジタル教科書の使用希求と教師要因の関連」発表し，また，日本教育メディア学会に「学習者用デジタル教科書の機能に対する教員の期待感の構造－活用研修のデザインに向けて―」という論文を投稿し，採択された． ③に関して，1年目（2021年度）は，教員養成EdTech（ET）プログラム開発チームが，学部生の意識やICT活用指導力の実態調査を行った．調査結果は，兵庫教育大学紀要に「教員養成大学学部生のICT活用指導に対する自信形成の実態把握－兵庫教育大学学校教育学部2021年度1・2年生対象調査を通して－」という論文として発表した．
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2016/04 -2019/03 
    Author : ITO Hiroyuki; ONISHI Yoshinori
     
    At a Professional School of Teacher Education, incumbent students and graduate students, who have different careers, learn together. We have discovered empirically that both groups whom we educated collaboratively with the synergy effect on the mutual groups improved their teaching abilitｙ more effectively than groups who were distributed two. In this case, it is necessary to contrive collaborative learning in each subject. (as the result of the 1st year) Furthermore, it was shown that they improved their teaching abilities more effectively by cooperating between associated subjects intentionally. (as the result of the 2nd and 3rd years)
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2015/04 -2019/03 
    Author : Kato Hisae
     
    A theoretical study was conducted on "understanding the contents of learning" and "development of metacognitive abilities in children". In that case, we observed and analyzed the actual classroom site and considered it from the actual situation of the learning guidance. We conducted theoretical and practical research on teaching materials in the Department of Mathematics and the Department of Teacher Education. In particular, the Department of Mathematics and Mathematics has begun to study the ideal way of researching teaching materials. These theoretical and practical outcomes and challenges were discussed. We examined the ideal way to develop teacher's teaching material research skills with the aim of "understanding the contents of learning" and "fostering children's meta-cognitive skills". Using the above framework, we conducted practical tests in teacher training and university classes.
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2012/04 -2016/03 
    Author : NAGATA Tomoko; MORIHIRO Koichiro; KAKEGAWA Junichi; OGAWA Hisashi; AKAMATSU Junko; YAMAMOTO Nami; SUZUKI Yoko; SAKAKIBARA Noriko; TANAKA Hiroko; YANO Yuki; SUZUKI Mayuko; NODA Fumiko
     
    The purpose of this study is to develop lesson study packages for home economics teachers. These comprise home economics lesson videos and a video sharing system by which the comments of home economics education experts can be viewed in synchronization with the videos. Firstly, we developed VISCO. VISCO is a system by which comments on a video by multiple participants can be shared over the Internet. We then collected videos of home economics lessons given at an elementary schools, junior high schools, and senior high schools and edited them. They were then shared with home economics education experts from teachers colleges and school departments who, using VISCO, made comments on them regarding such things as points of excellence, problems, and advice. These, VISCO and home economics lesson videos, were then packaged as teaching materials and distributed to home economics teachers.
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2009 -2011 
    Author : MASUZAWA Yasuo; KISHIDA Etsu; NAGATA Tomoko; YUKAWA Natsuko; KUBO Kaori
     
    1. The curriculums for food education(' Shokuiku') were analyzed to clarify what was mainly learned at elementary schools specified for' Shokuiku' research school in Hyogo Prefecture.' Health and nutrition' was the mostly-studied category, and' importance of enjoying to eat',' building a good relation through having a meal together',' cooking' and' production of food' were also learned favorably. 2. Instruction plans of one hour class or through a year were collected mainly from research schools in Hyogo Prefecture, and brought together in the database where retrieval by keyword was possible. 3. Framework of the aims of food education, was provides and a tentative model curriculum was presented in the combination of all subjects, the period for integrated studies and special activities. An instruction plan was made from the model curriculum, and the validity of the model curriculum was confirmed by evaluating the activities in M elementary school according to the standards determined in agreement with the aims.
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 若手研究(B)
    Date (from‐to) : 2006 -2007 
    Author : 永田 智子
     
    教師は,教科内容,教授方法,学習者に関する知識が統合された複合的な知識をもつことが求められる.研究代表者らは,社会的相互作用しながらデジタル・ティーチング・ポートフォリオを作成することが,作成者のリフレクションを促進し,授業に関する複合的な知識を形成させるために大きな力を発揮するのではないかと考え,平成14年度より継続的に実践研究を進めてきている.本研究では,比較的容易にデジタル・ティーチング・ポートフォリオが作成でき,かつ相互交流するための機能を兼ね備えたweblog(以下ブログ)について検討し,ブログを使ってティーチング・ポートフォリオを作成する実践を計画・実施・評価することを目的とする.またブログを利用したデジタル・ティーチング・ポートフォリオを核とする中・長期的な実践デザインを提案することをめざした. 平成18年度は,現職教師の場合も,ブログを利用したティーチング・ポートフォリオ作成が可能であり,かつ有効であるのかについての検討を行った.現職教師がデジタル・ティーチング・ポートフォリオを作成する活動とそのためのブログ環境を設定し,実践,評価した.実践では4名の現職教師が授業についてブログに書き込みを行った.実践に参加した現職教師へ行ったインタビューから,本ブログ環境はおおむね使いやすいものであり,活動は授業の振り返りに役立つことがわかった. 平成19年度は,18年度に実施した実践データを詳細に分析し,実践を継続させるための必要要件等を同定した。それをもとに,教職大学院におけるブログ機能を搭載したティーチング・ポートフォリオシステム並びにその実践デザインを提案した。
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 特定領域研究
    Date (from‐to) : 2005 -2006 
    Author : 鈴木 真理子; 永田 智子; 鈴木 秀之; 西森 年寿; 望月 俊男; 笠井 俊信; 中原 淳; 森広 浩一郎
     
    平成18年度の研究は以下のように展開した. (1)平成17年度の成果を国内外で発表し,コメントを平成18年度研究にフィードバックした. (2)平成17年度研究の形成的評価から教授学習システムの再デザインとCSCL環境の改善を行った. (3)平成18年度研究での使用に向けたCSCL発言データ分析システムを改善した. (4)システム環境を調べるため,フィールドで運用テストを実施した. (5)運用テストの結果を受け,平成18年度研究を展開(授業デザイン・授業実践・授業評価)した. (6)平成18年度研究を評価した. (7)平成14年度一平成18年度の研究の総括を行った. 注)【平成14年度採択課題名】科学系実験授業において学習者の知識の再構築を促すCSCLの研究 【平成15-16年度採択課題名】科学系実験・実習授業における学習者のリフレクション活動を促すCSCLの研究
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 若手研究(B)
    Date (from‐to) : 2004 -2005 
    Author : 永田 智子
     
    教師は,教科内容,教授方法,学習者に関する知識が統合された複合的な知識をもつことが求められる.研究代表者らは,CSCL環境で社会的相互作用しながらポートフォリオを作成することが,授業に関する複合的な知識を形成させるために大きな力を発揮するのではないかと考え,実践研究を進めてきている. 平成16年度は,教育実習を経験した大学4年生が,CSCL環境を通して,教育実習の様子を動画ファイルとして扱うデジタル・ティーチング・ポートフォリオを作成する授業の試行を行った.実践の結果,大学生は教育実習経験を反省し,次の課題を把握するなどの学習効果が認められた.CSCL環境による仲間同士の相互作用が相互作用を促進したと考えられる.また,実習授業のビデオクリップは授業の様子を伝えあうのに有効であったが,反省や課題把握には十分に用いられているとはいえなかった.また情報技術が向上した学生がいる一方,スキル不足から作成に困難を感じる学生もいたことがわかった. そこで平成17年度は,情報スキルの乏しい学生でも入力が容易なシステムとして新たにブログを利用する授業実践を計画した.なおブログ環境はNucleus ver.3.1を利用した. 平成16年度授業の受講生であり,かつ,教育実習を経験した大学4年生が,ブログ環境を利用してデジタル・ティーチング・ポートフォリオを作成する授業を行った. 4年生の作成したティーチング・ポートフォリオ,コメント,事後調査を,質的・量的に分析した結果,ブログを用いることによって,コンピュータスキルの乏しい受講生でも比較的容易にデジタルティーチング・ポートフォリオを作成でき,その効果は従来の場合と比べて遜色なく時間短縮につながることがわかった.また,ブログのコメント機能によるコミュニケーションも効果的であった.
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 特定領域研究
    Date (from‐to) : 2003 -2004 
    Author : 鈴木 真理子; 鈴木 秀之; 永田 智子; 笠井 俊信; 西森 年寿; 望月 俊男; 森広 浩一郎; 中原 淳
     
    (1)WebベースのCSCL環境:科学系実験・実習授業に関する大学生の意識調査結果(山際ほか2003)と「平成14年度の研究」の形成的評価をもとに,本研究では西森ら(2003)によって開発されたe-Learning環境構築支援システム「exCampus」を用いて,「eMATE」と呼ばれるCSCL環境を設計し利用した. (2)CSCL発言データ分析システム:授業実践者が学習者の知識構造の変容過程を分析するために,eeMATEの発言データを量的・質的に分析するシステムを開発した(笠井ほか2003).本分析システムはCSCLの発言データを分析するために,「知識カテゴリー」「発言意図カテゴリー」「該当知識」の3つの観点を用意し,それぞれの観点にいくつかのカテゴリーを独自に設定することができる. (3)授業の開発と評価:学習者のリフレクションを促すために,eMATEを組み込んだ実験授業をデザインした.授業を実施し,評価した.評価の際,分析システムを利用した.授業デザイン,授業実施,授業評価,という実践研究を2年度に渡り3回繰り返した.実践の特徴は,1)受講生自身が実験活動をデザインして実施し,その結果をリフレクションするという「思考と活動の循環」を授業に組み込んでいる点,(2)専門家に適宜異なったタイプの参加をしてもらった点にある. (4)CSCL環境を組み込んだ科学系実験・実習授業の教授学習システム要件:実験活動を取り入れた授業において,(1)CSCL環境を利用した学習者主体の思考と活動の循環に,(2)受講生の実態を把握した上での専門家の講義や専門家からのアドバイスを組み込むことによって,受講生が,(1)授業中の実験活動を肯定的にとらえ(SUZUKI et al. 2004),(2)実験が成功する上で必要となる技能的知識に科学的知識を関連づけられるようになる(SUZUKI et al. in press).
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 若手研究(B)
    Date (from‐to) : 2002 -2003 
    Author : 永田 智子
     
    ティーチング・ポートフォリオは,教員志望学生の教師としての力量を総合的に評価する方法のひとつと考えられているとともに,教師の反省的思考を促し,教師の成長を支援する有効な道具とみなされている.教師教育の強力な道具として注目されるティーチング・ポートフォリオの効果は,ポートフォリオ作成過程における指導者や仲間との会話の質が影響を与えると考えられている.しかし従来のポートフォリオは紙をベースとしており,会話の相手は同じ科目を受講する仲間と指導教官に限られている。教育実習経験のない大学生にとっては教育実習経験のある先輩大学生や教職経験を積んだ現職大学院生らとの会話によって,また現職大学院生にとっては教職経験のほとんどない後輩大学生や教科内容に関する専門家(大学教員)らとの会話によって、これまでとは質の異なる会話が起こり、教師としての成長に影響を与えることが推測される。通常、異なる学年の学習者や大学教員たちは、異なる時間枠の授業に参加しているため同期的に交流することは難しいが、ティーチング・ポートフォリオをデジタル化し, CSCLシステムを利用することで,非同期的な会話が可能になると考えた。 平成15年度は,家庭科専攻の大学3年生が, CSCL環境によって,異なるタイプの人々と交流しながら,学習指導案等を作成・改善する過程をポートフォリオ化する授業実践を行った.交流相手は,同じ3年生同士,教育実践経験の豊富な大学院生,教科内容専門の大学教員である.学習過程と成果,事後調査の分析から,3年生の学習指導案等は改善され,学習指導案を分析的に読む力がついたことが確認された.3年生同士と大学院生,教科内容専門の大学教員の発言にはそれぞれ異なる特徴と影響が認められた.このことからCSCL環境下での多様な社会的相互交流は,家庭科教員養成の有効な授業方法となりうるととが示唆された.(永田他,印刷中)
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 特定領域研究
    Date (from‐to) : 2002 -2002 
    Author : 鈴木 真理子; 森広 浩一郎; 永田 智子; 鈴木 秀之
     
    1 教員養成学部・大学の授業におけるCSCL環境の利用について CSCL環境を組み込んだ教員養成課程の授業をデザイン・実践・評価した結果、1)CSCL環境を取り入れることで学習内容について大学生は活発に討論できること、2)CSCL環境によって実現された社会的背景の異なる集団との相互作用によって大学生に豊な学習が広がること、がわかった(永田ほか,2002;2003;印刷中;中原,2002;鈴木ほか,2003,印刷中)。 2 教員養成大学生の実験観について 教員養成系大学生の実験観を調べた結果、1)大学生は実験についてマイナスイメージをもっていること、がわかった(堀ほか,2002)。 3 教員養成学部での実践研究について 1)大学生自身によって実験をデザインすること、2)学習者のリフレクション活動を支援するCSCL環境を組み込むこと、を考慮した実践を教員養成系学部の選択授業で展開した結果、1)大学生が実験を肯定的にとらえるようになっていたこと、2)大学生が科学的知識が構築していたこと、が示された(鈴木ほか,2002;Suzuki, in press)。 4 小・中学校への展開について 小・中学校への展開をめざし、CSCL環境において学習者同士が相互作用する中学校理科の授業をデザイン・実践・評価した結果、1)中学生が授業方法について肯定的な評価をしていること、2)中学生の授業内容についてのリフレクション活動が盛んに起こっていたこと、が明らかになった(今井ほか,2002a;2002b)。
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
    Date (from‐to) : 2001 -2002 
    Author : NARITA Shigeru; NAGATA Tomoko; MORIHIRO Koichiro; NAGASE Hisaaki; MUNEKATA Tesuya
     
    This study considered the original multi-purposed groupware design and development, which are used for on-line study for students with school refusal. In the system design, it took into consideration the possibility of flexible modifications as per the context and learners' needs. Therefore, a Web Based system was envisaged. This system was called GETA. The system not only allows better communication platform, but we also aimed that the system keeps learners' history and planned that these information can be retrieved as and when required in order to support students Moreover we tried to mount on to assist self study with selective quiz that keep in a database system. In the process of developing the prototype considered the users feedback. Experiment of the system evaluation was conducted by participating 5 students with school refusal. The outcomes of this system turned out effective and useful for students with school refusal, therefore can be applied to other home schooling situations.
  • Japan Society for the Promotion of Science：Grants-in-Aid for Scientific Research Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
    Date (from‐to) : 2001 -2002 
    Author : TERANISHI Kazuko; NISHIMORI Akiko; NAGATA Tomoko
     
    The method of portfolio assessment was developed and practiced in this research, and so the effect was proved through the practice of integrative study in the elementary school level. The condition of success for portfolio assessment is described in this page that follow. 1. It is necessary to concrete main educational criterion to rublic level and for students to participate in the assessment practice. 2. Educational criterion must be internalized, shared, renewalized through instructional process among each students and teachers. 3. In that process, self-assessment and peer-assessment play important role, so teachers try to coordinate to design the oportunity for these assessment and practice better instruction. 4. Reconstruction of process portfolio is more effective as summative evaluation, so we tried to develop CD-ROM.
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 特定領域研究(A)
    Date (from‐to) : 2001 -2001 
    Author : 成田 滋; 森広 浩一郎; 西村 治彦; 長瀬 久明; 永田 智子
     
    現職教師の研修を意図する多目的遠隔教育・学習の方略とデザインとしては、オンラインコース設計と演習を実践する過程で次のような要件が必要であることが判明した A 学習者の遠隔教育でのオンライン学習への動機を考慮する 学習者はさまざまな学習への動機を有する。そうした学習者個人の学習ニーズを考慮したオンラインコース設計が望まれる。学習者の立場からは、次のような姿勢が必要となる。 1)知識伝授から、知識創造・構築の態度、2)高い自己動機と協調的学習への志向、3)基本的なコンピュータスキル、4)オンライン学習への質的な高い期待 B 学習者環境を事前に想定する 学習者の学習環境、とりわけネットワーク利用の環境などはさまざまであることが予想される。従って、次のような点を考慮する。 1)自宅、学校、あるいは職場でのオンライン接続、2)対面でない学習に対する信頼、3)自己動機と自己統制の能力4)読解と文書作成の能力、5)学習過程での批判的見地と表現の能力、6)遠隔在住・在勤、クラス参加への時間的困難性 C 設計者に要求される力量 遠隔教育のコース設計には、なによりもコース設計者の哲学とポリシー、及び力量が要求されるところである。コース設計者に要求される資質は次のようなことと考えられる。 1)継続的なオンラインでの遠隔アクセス性、2)高い情報発信能力、電子出版との親和性、3)情報検索、再構成にかかわるスキル、4)電子メールの効果的な日常活用能力、5)著作権・プライバシー保護の理念と実践力6)オンラインツールに対する精通、7)基本的なネットワーク概念理解と操作能力 D 設計者の役割 遠隔教育のコースを設計するものは、学習者の多様な学習環境に備えるとともに、学習過程をトラッキングできる者である。トラッキングのために、以下のような支援体制をとる。 1)学習素材を【人】・【教材】・【考え】・【方略】などで統合、2)オブジェクトを目的に応じてオンラインで提供3)学習過程を「つなぐ」こと、4)随時、学習素材を更新したり、再構成すること、5)その過程で様々な支援をすること、6)支持、肯定、再検討、提案
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 特定領域研究(A)
    Date (from‐to) : 2000 -2000 
    Author : 成田 滋; 森広 浩一郎; 西村 治彦; 長瀬 久明; 永田 智子
     
    諸外国や国内における諸研究や実践では、将来のネットワークを利用した起業家として基礎的な資質やスキルを養成するという視点の研究はほとんど皆無である。アメリカ、カナダ、イギリスなどにおける中学生レベルでのネットワーク構築と利用の実践は、多くはない。 研究の初年度の前半では、諸外国や国内における諸研究や実践で明らかにされている生徒のネットワーク利用のプロジェクトの内容や条件を把握し、あわせて教師教育のカリキュラムにおける情報教育の内容を詳細に調査した。この調査は国内だけではなく、アメリカ、カナダ、イギリスの学校におけるネットワーク構築体制を生徒主導の学びの環境と教師の役割という観点から調べた。 続いてネットワーク社会の仕組みやネットワークの果たす役割を学ぶために、兵庫教育大学附属中学校の生徒を数名選び、研究者のスーパービジョンの下でネットワークサーバーの管理と活用に関する知識を習得させ、試験的にメールとwwwサーバーを構築させた。こうした学習を通じて得られた知見をもとに、教師に要求される資質と力量を確定し、そうした資質を育むための教師教育カリキュラムと科目を特定した。 本研究では、中学生による試験的ネットワークサーバーの構築と運用を通して、将来起業家としてのPlan(企画)、Do(実行)、See(理解)、Be Accountable(報告責任)などの資質の形成で必要な項目を抽出した。こうした項目は、学校内でのネットワーク上での多様な情報活用の仕掛けや工夫を支援する教師の力量養成の高度化に役立つ知見をもたらした。
  • 日本学術振興会：科学研究費助成事業 奨励研究(A)
    Date (from‐to) : 1998 -1999 
    Author : 永田 智子
     
    本研究では、学習過程においてメディア活用と学習者同士の相互作用を同時に作用させることにより学習をより拡大深化させられるであろうとの仮説に基づき、商品の購入選択に関する意思決定学習を題材とした学習システムを実証的に検討することを目的とした。 この学習システムの開発にあたって、まず認知心理学分野における先行研究を分析し、意思決定学習に効果的なメディアと相互学習の役割特性を以下のように明らかにした。意思決定学習に利用できるメディアの役割特性は、(1)必要な知識や考え方を提示・教授する役割、(2)意思決定など内的活動の過程や結果を外化する役割、(3)学習者へゆさぶりをかける役割。意志決定学習に効果がある相互学習の特性は、(1)互いに持つ知識の相互補完作用、(2)学習者同士の相互チェック機能、(3)メタ認知的スキルの向上であった。 以上を踏まえた学習方法の効果を検討するため、中学校1年技術・家庭科における商品の購入選択に関する意思決定学習を開発し、実践を通して評価をおこなった。学習の事前事後に実施した質問紙調査および学習中の発話記録、学習プリント、ハイパーカード教材への入力履歴を分析することから、(1)基本的な視点を持たせるにはハイパーカード教材が有効であること、(2)相互学習時には学習者が相互に影響を与えあって視点を広げていること、(3)商品の妥当な評価や決定の見直しにはハイパーカード教材が有効であること、(4)商品の妥当な評価にはハイパーカードなどのインターフェイスが使いやすいなど外的な条件が整備されていることと学習者自身の意欲や態度等に問題がないことが必要であるが、後者がより重要である、という4点が明らかになった。

Social Contribution

  • 実践発表交流会（小学校 放送教育）指導助言
    Date (from-to) : 2020/11/14-2021/11/14
    Role : Consultant
    Sponser, Organizer, Publisher  : 視聴覚・放送教育全国大会実行委員会
  • ICT活用教育アドバイザー
    Date (from-to) : 2020/06/08-2021/03/31
    Role : Consultant
    Sponser, Organizer, Publisher  : 文部科学省初等中等教育局
  • 専門委員
    Date (from-to) : 2020/04/01-2021/03/31
    Role : Consultant
    Sponser, Organizer, Publisher  : 公益財団法人 パナソニック教育財団
  • 小学校教科書編集協力者
    Date (from-to) : 2020/04/01-2021/03/31
    Role : Consultant
    Sponser, Organizer, Publisher  : 東京書籍株式会社
  • 2020年度製作「NHK高校講座 家庭総合」番組監修・出演
    Date (from-to) : 2020/04/01-2021/02/25
    Role : Guest, Consultant
    Category : Media report
    Sponser, Organizer, Publisher  : 日本放送協会 政策局
  • 三田市家庭科研究会
    Date (from-to) : 2020/11/27-2020/11/27
    Role : Lecturer
    Sponser, Organizer, Publisher  : 三田市小学校家庭科研究部
  • 中播磨地区中学校教育研究会技術・家庭科部会 第２回研修会
    Date (from-to) : 2020/11/25-2020/11/25
    Role : Lecturer
    Sponser, Organizer, Publisher  : 中播磨地区中学校教育研究会技術・家庭科部会
  • 専門性向上研修 授業づくり研修 家庭分野［１］
    Date (from-to) : 2020/10/27-2020/10/27
    Role : Lecturer
    Sponser, Organizer, Publisher  : 寝屋川市教育委員会
  • 阪神地区中学校技術・家庭科研究会研修会（家庭科）
    Date (from-to) : 2020/10/13-2020/10/13
    Role : Lecturer
    Sponser, Organizer, Publisher  : 阪神地区中学校技術・家庭科研究会
  • 「学校教育ICT活用事業」コーディネータ会
    Date (from-to) : 2020/09/02-2020/09/02
    Role : Consultant
    Sponser, Organizer, Publisher  : 大阪市教育センター
  • 家庭科研究推進にかかる講師派遣
    Date (from-to) : 2020/08/19-2020/08/19
    Role : Lecturer
    Sponser, Organizer, Publisher  : 朝来市立東河小学校
  • 中播磨地区中学校教育研究会技術・家庭科部会 夏季研修会
    Date (from-to) : 2020/08/18-2020/08/18
    Role : Lecturer
    Sponser, Organizer, Publisher  : 中播磨地区中学校教育研究会技術・家庭科部会
  • 「地域との協働による高等学校教育改革推進事業（プロフェッショナル型）」第１回コンソーシアム委員会
    Date (from-to) : 2020/08/05-2020/08/05
    Role : Consultant
    Sponser, Organizer, Publisher  : 兵庫県立佐用高等学校
  • 西脇市小学校家庭科担当者研究会講師
    Date (from-to) : 2020/05/28-2020/05/28
    Role : Lecturer
    Sponser, Organizer, Publisher  : 西脇市

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