研究者総覧

秋山 博正 アキヤマ ヒロマサ

所属部署道徳教育研究開発センター(上廣道徳教育アカデミー)
職名特任教授
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2025/04/12

研究者情報

学位

  • 文学修士(広島大学)

科研費研究者番号

  • 30221716

J-Global ID

研究キーワード

  • 被教育者としての教師   親鸞   人間形成   Educator as Being to be educated   Shinran   Character-building   

研究分野

  • 人文・社会 / 中国哲学、印度哲学、仏教学
  • 人文・社会 / 教育学 / 道徳教育
  • 人文・社会 / 哲学、倫理学

経歴

  • 2023年04月 - 現在  兵庫教育大学道徳教育研究開発センター特任教授
  • 2022年10月 - 現在  就実大学 教育学部非常勤講師
  • 2022年09月 - 現在  くらしき作陽大学名誉教授
  • 2022年04月 - 現在  岡山理科大学教育学部非常勤講師
  • 2016年04月 - 2022年03月  くらしき作陽大学子ども教育学部教授
  • 2015年04月 - 2016年03月  くらしき作陽大学食文化学部教授
  • 2013年04月 - 2016年03月  中国学園大学現代生活学部・子ども学部非常勤講師
  • 2001年04月 - 2015年03月  くらしき作陽大学音楽学部教授
  • 2010年04月 - 2014年03月  島根大学教育学部非常勤講師
  • 2011年04月 - 2012年03月  広島大学大学院文学研究科非常勤講師
  • 1997年04月 - 2001年03月  くらしき作陽大学音楽学部助教授
  • 1997年09月 - 1998年08月  EKO-Haus der Japanischen Kultur e.V.(Germany)Gastforscher
  • 1996年04月 - 1997年03月  作陽短期大学助教授
  • 1995年04月 - 1996年03月  作陽短期大学講師
  • 1990年04月 - 1992年03月  日本学術振興会 特別研究員(PD)

学歴

  • 1983年 - 1989年   広島大学大学院   文学研究科博士課程後期   倫理学専攻
  • 1981年 - 1983年   広島大学大学院   文学研究科博士課程前期   倫理学専攻
  • 1977年 - 1981年   広島大学   文学部   哲学科・倫理学専攻

所属学協会

  • 広島大学倫理学研究会   日本道徳教育方法学会   日本道徳教育学会   関西倫理学会   日本倫理学会   広島哲学会   The Society for Ethics in Hiroshima University   The Japanese Association for Methods of Moral Education   Japan Moral Education Society   The Kansai Ethical Society   The Japanese Society of Existential Thought   The Japanese Society for Ethics   Hiroshima Philosophical Society   

研究活動情報

論文

  • 自力としての分別を越える試み
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽短期大学『研究紀要』 54 2 1 - 18 2021年12月
  • 教育における「被教育者性」の意義
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽短期大学 研究紀要 54 1 3 - 12 2021年09月
  • 平和社会建設における道徳教育の役割
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽短期大学 研究紀要 53 22 3 - 10 2020年12月
  • アクティヴ・ラーニングの端緒としての道徳教育
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学 研究紀要 52 2 3 - 15 2019年12月
  • 高等学校における道徳教育の推進
    秋山 博正
    中等教育資料 996 14 - 19 2019年05月 [招待有り]
  • 自力としての分別(対象化)の功罪
    秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『研究紀要』 51 2 1 - 12 2019年03月
  • 善悪の評価による自他の毀損を越える方途-『歎異抄』第3条の自問的解釈-
    秋山 博正
    哲学(広島哲学会誌) 70 21 - 39 2018年10月 [招待有り]
  • 「道徳」教科化による変更の本質
    秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学 研究紀要 49 2 13 - 31 2016年12月 [査読有り]
  • 〈意味〉としての浄土
    秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学 研究紀要 49 1 1 - 15 2016年09月
  • 生徒指導と道徳教育が協働育成すべき「豊かな心」
    秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学 研究紀要 48 2 1 - 13 2016年02月
  • 道徳教育を担う教師の課題
    秋山 博正
    日本道徳教育学会第86回大会発表要旨集 14 - 15 2015年11月
  • 「特別の教科 道徳」、その特別性の根拠
    秋山 博正
    道徳と教育 333 95 - 101 2015年03月 [査読有り]
  • 秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学 研究紀要 47 2 1 - 21 くらしき作陽大学 ; 2009- 2014年12月 [査読有り]
  • 秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『研究紀要』 46 2 27 - 51 くらしき作陽大学 ; 2009- 2014年01月 [査読有り]
  • 秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『研究紀要』 46 1 1 - 22 くらしき作陽大学 ; 2009- 2013年09月 [査読有り]
  • 秋山博正; 大來尚順; 原田和男; 松田正典
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学 研究紀要 45 2 1 - 30 くらしき作陽大学 2012年12月 [査読有り]
  • 秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学 研究紀要 45 1 1 - 16 くらしき作陽大学 2012年10月 [査読有り]
  • 秋山 博正
    くらしき作陽大学・作陽短期大学研究紀要 44 2 1 - 14 くらしき作陽大学 : 2011年12月 [査読有り]
  • 高等学校での道徳教育への取り組み方
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『研究紀要』 43 2 1 - 32 2010年12月
  • 高等学校における道徳教育の充実 -2009年3月告示「高等学校学習指導要領」を手がかりにして-
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『研究紀要』 42 2 1 - 24 2009年12月
  • A Worldly View for Preventing Tragedies in Periods of Paradigm Shift: Reviewing the Thoughts of Shan-tao and Kitarō Nishida(パラダイム・シフトの時代における悲劇救済的な世界観 -善導思想と西田哲学を顧慮して-)
    松田正典; 秋山博正
    Forum on Public Policy Online (http://forumonpublicpolicy.com/ summer08papers/archivesummer08/matsuda.pdf ) 1 - 16 2009年02月
  • 秋山博正; 大來尚順; 原田和男; 松田正典
    くらしき作陽大学・作陽短期大学『研究紀要』 41 2 1 - 38 くらしき作陽大学〔ほか〕 2008年12月
  • 秋山博正; 原田和男; 松田正典
    くらしき作陽大学・作陽短期大学『研究紀要』 41 1 1 - 32 くらしき作陽大学〔ほか〕 2008年09月
  • 秋山博正
    中等教育資料 870 11 24 - 29 ぎょうせい 2008年
  • 善導のリアリズムの精神とその歴史的展開
    秋山博正; 原田和男; 松田正典
    くらしき作陽大学・作陽短期大学『研究紀要』 38 1 1 - 51 2005年08月
  • 「心の教育」の展開
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽短期大学『研究紀要』 36 2 43 - 66 2003年12月
  • 道徳教育の特殊性と可能性
    秋山博正
    日本道徳教育学会誌『道徳と教育』 310・311 153 - 157 2002年04月
  • Einfuehrung in Shinran(親鸞入門 -特にその生涯と思想的背景を顧慮して-)
    秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽短期大学『研究紀要』 33 2 1 - 40 2000年12月
  • 秋山博正
    くらしき作陽大学・作陽短期大学『研究紀要』 33 1 1 - 22 くらしき作陽大学〔ほか〕 2000年07月
  • 教員研修における被教育者性の涵養
    秋山博正
    日本道徳教育学会誌『道徳と教育』 301 136 - 141 1999年04月
  • 秋山博正
    広島哲学会誌『哲学』 49 49 61 - 72 広島哲学会 1997年10月
  • 秋山博正
    作陽音楽大学・作陽短期大学『研究紀要』 29 2 1 - 24 作陽学園学術研究会 1996年12月
  • 秋山博正
    広島大学倫理学研究会誌『倫理学研究』 9 9 33 - 48 広島大学倫理学研究会 1996年06月
  • 秋山博正
    作陽音楽大学・作陽短期大学『研究紀要』 29 1 1 - 20 作陽学園学術研究会 1996年05月
  • 秋山博正
    広島哲学会誌『哲学』 46 46 42 - 55 広島哲学会 1994年10月
  • 秋山博正
    広島大学倫理学研究会誌『倫理学研究』 7 7 115 - 124 広島大学倫理学研究会 1994年06月
  • 秋山博正
    広島大学倫理学研究会誌『倫理学研究』 6 6 89 - 102 広島大学倫理学研究会 1993年06月
  • 秋山博正
    広島哲学会誌『哲学』 44 44 56 - 69 広島哲学会 1992年10月
  • 『歎異抄』にみる「社会性」
    秋山博正
    広島大学倫理学研究会誌『倫理学研究』 5 35 - 50 1992年06月
  • 価値への応答における人間形成 -価値洞察の促進者としての羞恥心-
    秋山博正
    広島大学倫理学研究会誌『倫理学研究』 4 53 - 72 1991年06月
  • 大学の内的課題 -W.v.フムボルト大学論の批判的考察-
    秋山博正
    広島大学倫理学研究会誌『倫理学研究』 1 59 - 80 1988年06月
  • 大学の理念によせて -W.v.フムボルト大学論の考察-
    秋山博正
    関西倫理学会誌『倫理学研究』 18 75 - 85 1988年03月
  • 当為論序説2
    秋山博正
    広島県立広島観音高校『研究紀要』 24 69 - 86 1987年03月
  • 当為論序説
    秋山博正
    広島哲学会誌『哲学』 37 87 - 100 1985年10月
  • 現代青年と宗教 -広島大学学生の宗教意識調査-
    秋山 博正
    無辺(財団法人・広島大学仏教青年会機関誌) 3 23 - 29 1985年08月 [招待有り]
  • 秋山博正
    広島哲学会誌『哲学』 36 36 69 - 81 広島哲学会 1984年10月

書籍

  • 倫理学から教育と平和を考える
    衛藤吉則; 秋山博正; 村若修; 後藤弘志; 池辺寧; 後藤雄太; 上野哲; 上村崇; 桐原隆弘; 伊藤潔志; 奥田秀巳; 硲智樹; 嶋崎太一 (担当:共著範囲:第2部第7章 道徳教育の成立条件としての被教育者性)ナカニシヤ出版 2025年03月 ISBN: 9784779518423 310 124-140
  • 日本道徳教育学会; 全集編集委員会 (担当:範囲:第17 章 平和社会と道徳教育)学文社 2021年06月 ISBN: 9784762030864 xii, 275p
  • 自ら学ぶ道徳教育
    押谷由夫編著 (担当:分担執筆範囲:第2章第1節 人間の心(精神)の成長)保育出版社 2011年12月 ISBN: 9784938795962 
    本書は、道徳教育の担当者が自ら課題をもち課題追究的に学べるテキストというコンセプトで作成した書籍である。「第2章 道徳性はどのように発達するのか」を分担執筆した。人間の心の成長には、価値を感じてそれにふさわしい応答をする力(価値の感得応答力)の伸長が含まれることを明らかにした。そして高い価値があるもの/こととの持続的接触が価値の感得応答力の向上に有効であることを示した。押谷由夫、貝塚茂樹、秋山博正、他24名、保育出版社、183頁。
  • 教育と倫理
    越智貢; 秋山博正; 谷田増幸他 (担当:共著範囲:第Ⅳ部 道徳教育と人間形成)ナカニシヤ出版 2008年06月 ISBN: 9784779502033 176 84-106 
    本書は、教職科目、特に教育原理や道徳教育を、倫理学をベースにして学ぶためのテキストとして作成した書籍である。教育に関わる認識論や存在論などの原理的な内容から教員研修の仕方といった実践的な内容まで幅広く収めている。私は、第Ⅳ部「道徳教育と人間形成」を担当した。そして道徳教育とは人間形成への促しであり、その責務の遂行のためには、教師は被教育者でなければならないことを明らかにした。
  • 応用倫理学事典
    加藤尚武 (担当:分担執筆範囲:代理責任)丸善 2008年01月 ISBN: 9784621079225 990 472-473 
    本書は、応用倫理学(実際的倫理学)の生きた姿をそっくり取り込むことをめざして編集した事典である。争いの渦中にいる人々が協力して合意に到達する道筋を作り出す訓練の素材として活用されることを意図している。私は「9.教育倫理」を分担し、教育における責任について執筆した。
  • カント 現代の論争に生きる (下)
    坂部恵; G.シェーンリヒ; 加藤泰史; 大橋容一郎 (担当:共訳範囲:カントの宗教書における倫理的公共体)理想社 2000年06月 ISBN: 4650006066
  • 人間における愛
    河野眞 (担当:分担執筆範囲:日本中世思想における愛―親鸞における慈悲―)溪水社 1999年09月 ISBN: 4874405657
  • 人間観をめぐる諸問題
    小倉貞秀先生喜寿記念論集刊行委 (担当:共著範囲:親鸞における浄土)西日本法規出版 1999年08月 ISBN: 4795203482
  • 現代世界の思想的課題
    中山愈 (担当:分担執筆範囲:7章 宗教論)弘文堂 1998年02月 ISBN: 4335150415
  • ドイツ観念論における実践哲学
    L.ジープ (担当:共訳範囲:フィヒテにおける身体性)晢書房 1995年11月 ISBN: 4915922243
  • 倫理思想
    新本豊三 (担当:分担執筆範囲:第二部第七章 親鸞)第一学習社 1990年05月
  • カントとドイツ近代思想
    小倉貞秀 (担当:分担執筆範囲:N.ハルトマン)以文社 1990年03月

講演・口頭発表等

  • 主体的に自己をみつめ、よりよく生きようとする児童の育成をめざした道徳科の授業づくり  [招待講演]
    秋山博正
    令和6(2024)年度「兵庫県 道徳教育実践研究事業」研究発表会 2025年01月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 丹波篠山市立西紀南小学校 丹波篠山市教育委員会
  • 「教材分析シート」を活用した道徳科の授業づくり  [通常講演]
    秋山博正
    日本道徳教育学会岡山支部 第133回研究会 2024年12月 口頭発表(一般) 岡山大学 教師教育開発センター東山ブランチ 日本道徳教育学会岡山支部
  • 自己を見つめ、よりよい生き方を模索する道徳教育の推進  [招待講演]
    秋山博正
    令和6(2024)年度 阪神地区中学校 道徳教育研究大会 2024年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 西宮市立浜脇中学校 阪神地区中学校教育研究会道徳部会/西宮市中学校道徳教育研究部会
  • 「道徳的価値を理解すること」の解明  [通常講演]
    秋山博正
    兵庫教育大学 上廣道徳教育アカデミー 第1回フォーラム 2024年02月 口頭発表(一般)
  • 道徳教育を推進するために  [招待講演]
    秋山博正
    令和5年度 第1回 高砂市道徳教育推進会議 2023年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 高砂市 高砂市教育委員会
     
    1.授業づくり(児童生徒がよりよく生きられるようになる)ためのポイント 1)時間配分への配慮 2)対話的な学び 3)深い学び 4)対話的でより深い学びの実現のために 2.園・校での統一した取組について 1)「進んで挨拶をしよう」をテーマに道徳教育推進月間の取組 2)標語及び絵の募集3)「挨拶」以外のテーマも必要か 4)保こ幼小中の統一的な取組例 5)ポスター以外の啓発方法
  • 人間形成としての仏道  [招待講演]
    秋山博正
    岐阜聖徳学園大学「令和4年度 降誕会の集い」 2022年05月 その他 岐阜県岐阜市 岐阜聖徳学園大学
     
    宮沢賢治の「遺書」である「11月3日(雨ニモマケズ)」を手がかりとして賢治の生涯を辿り、そこに人間形成のプロセスがあることを明らかにした。 賢治は、利他行の実践者である「デクノボウ」になりたい、と願い続けることにより、自身が「やればできる」の思いで利他行に励む実践者から無心の「デクノボウ」になっていることを逆説的に証明した。「やればできる」から「できなくてもやる」という賢治の思いの変化に人間形成をみることができる。 今回の講演で、学生は生き方を振り返るきっかけになったのではないでしょうか。学生からは、「今日の講演を通して命の尊さを実感することができた」といった声が聞かれました。
  • 「困難な」課題に取り組むために  [招待講演]
    秋山 博正
    令和元年度「道徳教育改善・充実」総合対策事業における第4回道徳教育実践研究委員会(高等学校) 2019年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県立沼南高等学校(福山市) 広島県教育委員会
  • 高等学校における道徳教育の推進  [招待講演]
    秋山 博正
    令和元年度 滋賀県中堅教諭等資質向上研修[高等学校] 2019年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター
  • 高等学校における道徳教育(実技系編)  [招待講演]
    秋山 博正
    令和元年度 滋賀県初任者研修[高等学校(2)班] 2019年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター
  • 高等学校における道徳教育(非実技系編)  [招待講演]
    秋山 博正
    令和元年度 滋賀県初任者研修[高等学校(1)班] 2019年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター
  • 道徳教育の推進  [招待講演]
    秋山 博正
    令和元年度第2回副校長・教頭等研修(第455回教職員等中央研修) 2019年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 つくば市 (独)教職員支援機構
     
    学校が直面する課題に組織的に対応し、特色ある教育活動を自律的に推進するマネジメント力と、各地域の教職員の専門性向上を牽引する人材育成・研修推進力を習得し、研修後にその成果を活用することを通して、各地域において中心的な役割を担う校長、副校長・教頭、中堅教員、事務職員等を育成する。 以上の目的で開催された「副校長・教頭等研修」において、教育の基盤としての道徳教育の重要性とその推進方法を講じた。
  • 道徳教育のマネジメント  [招待講演]
    秋山 博正
    平成30年度 教職員等中央研修(中堅教員研修) 2018年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 つくば市 独立行政法人 教職員支援機構
     
    新「高等学校学習指導要領」における新機軸は、「道徳教育推進教師」を設けることと、「中核的な指導場面」を定めた点にある。ただし、それらは全体計画によって学校の教育活動の中に有機的に位置づけられて初めて有効である。
  • 道徳教育の充実に向けて(4)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成30年度 中堅教諭等資質向上研修[高等学校] 2018年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 滋賀県野洲市 滋賀県総合教育センター
     
    道徳教育の充実の手がかりになるのは、個々の教員の道徳教育への理解の深化と、校内における道徳教育の組織化である。そのためには全教員が全体計画作成に関わることが不可欠である。
  • 高等学校における道徳教育の基本  [招待講演]
    秋山 博正
    平成30年度「道徳教育改善・充実」総合対策事業における公開授業研究会 2018年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県立沼南高等学校(福山市) 広島県立沼南高等学校・広島県教育委員会
     
    高等学校における道徳教育は、人間としての在り方生き方教育によってその充実を図るものであるとされる。人間としての在り方生き方教育の要点は、生徒が自分自身で自分の価値観をより向上させられるよう指導支援することにある。
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(8)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成30年度 滋賀県初任者研修[高等学校(2)班] 2018年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 滋賀県野洲市 滋賀県総合教育センター
     
    豊かな心とは、特に道徳性の判断力や心情を指す。これらは、数学や理科などの教科教育の充実により結果的に育成される。
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(7)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成30年度 滋賀県初任者研修[高等学校 (1)班] 2018年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター
     
    心の豊かさとは、適切な価値感得と感得した価値への適切な応答ができる点にある。この能力の育成において高い価値との接触や判断の訓練は有効である。
  • 「チーム東野」の挑戦-「豊かに関わり合い、高め合う道徳教育」の実践-  [招待講演]
    秋山 博正
    竹原市教育委員会・竹原市立東野小学校主催「教育研究会」 2018年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県竹原市 竹原市教育委員会・竹原市立東野小学校
     
    関わり合いを全教育活動で進め、その質を高めた。西日本豪雨で学校が被災したが、教職員が一体になって取り組んだ復興は関わり合いの優れた実践であった。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(16)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成30年度 道徳教育指導者養成研修(中国・四国ブロック研修) 2018年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 こうち男女共同参画センター“ソーレ”(高知市) (独立行政法人)教職員支援機構・高知県教育委員会
     
    「人間としての在り方生き方教育」の要点は生徒による自身の価値観向上への指導支援にある。
  • 道徳教育における[公正、公平、正義]と習慣  [通常講演]
    秋山 博正
    第123回 岡山県道徳教育研究会 2018年02月 口頭発表(一般) くらしき作陽大学(倉敷市) 岡山県道徳教育研究会
  • 人間形成におけるデュアル・カルチャー  [通常講演]
    秋山 博正
    広島倫理思想史学会 第90回学術研究発表大会 2017年11月 口頭発表(一般) 広島修道大学(広島市) 広島倫理思想史学会
  • 道徳教育の充実に向けて(3)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成29年度 中堅教諭等資質向上研修 2017年11月 その他 滋賀県総合教育センター(野洲市) 滋賀県総合教育センター
  • 高等学校における道徳教育の概要  [招待講演]
    秋山 博正
    平成29年度 道徳教育公開研究授業 2017年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県庄原市 広島県立西城紫水高等学校
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(6)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成29年度滋賀県初任者研修[高等学校(2)] 2017年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター 滋賀県総合教育センター
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(5)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成29年度 滋賀県初任者研修[高等学校(1)] 2017年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター 滋賀県総合教育センター
  • 「豊かに関わり合い、高め合う道徳教育」の課題と展望  [招待講演]
    秋山 博正
    竹原市立東野小学校 教育研究会 2017年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県竹原市 竹原市立東野小学校
  • 道徳教育における変わるものと変わらざるもの-道徳の教科化に向けて-  [招待講演]
    秋山 博正
    平成29年度 竹原市小学校教育研究会 夏季研修会 2017年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県竹原市 竹原市小学校教育研究会
  • 郷土への関心・愛着を育てる道徳教育-有効な「地域教材」とは?-  [招待講演]
    秋山 博正
    平成29年度西城町保・小・中・高連携プロジェクト全体研修会 2017年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県庄原市 庄原市立西城小学校
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(15)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成29年度 道徳教育指導者養成研修(近畿ブロック研修) 2017年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 奈良市 (独)教職員支援機構・奈良県教育委員会
  • 「道徳時間」特別教科化において変わるものと変わらざるもの  [招待講演]
    秋山 博正
    竹原市立東野小学校「平成29年度 第1回校内研修」 2017年04月 その他 広島県竹原市東野町 竹原市立東野小学校
  • 道徳教育におけるアクティヴ・ラーニング  [通常講演]
    秋山 博正
    岡山県道徳教育研究会 第119回研究会 2017年02月 口頭発表(一般)
  • 「道徳の時間」の教科化に向けて  [招待講演]
    秋山 博正
    浅口市教育委員会「浅口市道徳教育研修会」(浅口市立寄島小学校) 2017年01月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 浅口市 浅口市立寄島中学校 浅口市教育委員会
  • 浄土の〈意味〉性  [通常講演]
    秋山 博正
    広島倫理思想史学会 第88回学術研究発表大会 2016年11月 口頭発表(一般)
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(4)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成28年度 滋賀県初任者研修[高等学校] 2016年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター 滋賀県総合教育センター
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(3)  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県初任者研修[高等学校] 2016年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター 滋賀県総合教育センター
  • 道徳教育の充実に向けて(2)  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県10年経験者研修[高等学校] 2016年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター 滋賀県総合教育センター
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(14)  [招待講演]
    秋山 博正
    道徳教育指導者養成研修(中国・四国ブロック研修) 2016年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 高松市 香川県社会福井市総合センター (独)教員研修センター・香川県教育委員会
  • 学校・家庭・地域社会との連携を図った道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    道徳教育パワーアップフォーラム 2016年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島市 JMSアステールプラザ 広島県教育委員会
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(13)  [招待講演]
    秋山 博正
    道徳教育指導者養成研修(近畿ブロック研修) 2016年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 和歌山市 (独)教員研修センター・和歌山県教育委員会
  • 道徳授業における否定的価値の活用について  [通常講演]
    秋山 博正
    第115回岡山県道徳教育研究会 2016年02月 口頭発表(一般) 
    「卒業文集 最後の二行」のような教材を用いると人間の弱さや醜さという「否定的価値」と対峙せざるをえない。むろん、人間には自らの弱さや醜さを克服する強さや気高く生きようとする心はある。だが、弱さや醜さ自体は活用できないのであろうか。自分の弱さや醜さの活用の試みとして、それらを多面的多角的に問うというフレンケルの方法を紹介した。また、自分の弱さ醜さに気づかせる「内面的なもの」の道徳性育成上の可能性を指摘した。
  • いま求められる道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    安中市立第一中学校「道徳教育講演会」 2016年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 改めて「特別の教科 道徳」の意義を問う  [通常講演]
    秋山 博正
    日本道徳教育学会第86回大会 2015年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 高等学校における道徳教育 ー社会貢献活動を手がかりとしてー  [招待講演]
    秋山 博正
    岡山県総合教育センター「『心豊かなおかやまっ子』育成研修講座」 2015年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    心豊かな人とは感性が豊かであるだけでなく、状況価値の感得に基づいて状況に適切に応答できる人である。この感得・応答能力の育成の上で有効なのが社会貢献活動である。というのは、それには精神の安定、行動力の向上、勤労精神の涵養、観察眼の研磨等の効果があるからである。
  • 道徳性育成における習慣の意義  [通常講演]
    秋山 博正
    広島倫理思想史学会第86回学術研究発表大会 2015年11月 口頭発表(一般)
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(2)  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県総合教育センター「県立学校初任者研修」 2015年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 豊かな心を育む教育活動の具体(1)  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県総合教育センター「初任者研修」 2015年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開 (12)  [招待講演]
    秋山 博正
    教員研修センター「道徳教育指導者養成研修(中国・四国ブロック研修)」 2015年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    人間としての在り方生き方教育に関する教育の要点は、生徒の適切な判断・評価基準の形成・向上への指導支援にある。そのために有効なのは、現行の基準の評価、現行基準の再考への促し、優れた基準の例示、などである。いずれにしても、それらは、それらを指導支援する教師の在り方生き方と密接に関連している。
  • 道徳教育の充実に向けて(1)  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県立総合教育センター「10年経験者研修」 2015年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 豊かな心の育成 ー生徒指導と道徳教育の協働によるー  [招待講演]
    秋山 博正
    広島市立吉島中学校「校内研修」 2015年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(11)  [招待講演]
    秋山 博正
    教員研修センター「道徳教育指導者養成研修(近畿ブロック研修)」 2015年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 高等学校における道徳教育の展開(2)  [通常講演]
    秋山 博正
    島根県立学校道徳教育担当者研修 2015年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等
  • 「特別の教科 道徳」、その特別性の意義と可能性  [通常講演]
    秋山 博正
    第111回岡山県道徳教育研究会 2015年02月 口頭発表(一般) 倉敷市(くらしき作陽大学) 岡山県道徳教育研究会
  • 豊かな心を育むために-生徒指導と道徳教育の関わりを通して-  [招待講演]
    秋山 博正
    広島県教育委員会「生徒指導主事研修」 2015年01月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島市(東区民センター) 広島県教育委員会
  • 高等学校における道徳性の育成  [招待講演]
    秋山 博正
    「和気あいあい論語プロジェクト」教育研修会 2014年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 岡山県和気郡和気町(和気閑谷高等学校) 岡山県立和気閑谷高等学校
  • 高等学校における道徳教育の進め方  [招待講演]
    秋山 博正
    関西高等学校教員研修 2014年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 岡山県岡山市 関西高等学校
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(10)  [招待講演]
    秋山 博正
    道徳教育指導者養成研修(九州ブロック研修) 2014年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 福岡県福岡市(天神ビル) 教員研修センター・福岡県教育委員会
  • 教科における道徳教育の実践(国・地歴・英・商編)  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県立高等学校新規採用教員初任者研修 2014年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 滋賀県野洲市(滋賀県総合教育センター) 滋賀県総合教育センター
  • 教科における道徳教育の実践(数・理・保体・農編)  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県立高等学校新規採用教員初任者研修 2014年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 滋賀県野洲市(滋賀県総合教育センター) 滋賀県総合教育センター
  • 「絶対矛盾的自己同一」研究序説  [通常講演]
    秋山 博正
    広島倫理思想史学会 第83回学術研究発表大会 2014年09月 口頭発表(一般) 吉備国際大学(高梁市) 広島倫理思想史学会
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(9)  [招待講演]
    秋山 博正
    道徳教育指導者養成研修(中国・四国ブロック研修) 2014年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 米子コンベンション・センター(鳥取県米子市) 教員研修センター・鳥取県教育委員会
  • 道徳教育の充実に向けて  [招待講演]
    秋山 博正
    滋賀県「10年経験者研修(高等学校)」 2014年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 滋賀県総合教育センター(野洲市) 滋賀県総合教育センター
  • 道徳教育充実のための精神と方法  [招待講演]
    秋山 博正
    津山市学校教育研究センター「道徳部会 講演会」(津山市立北小学校) 2014年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 津山市立北小学校(岡山県津山市) 津山市学校教育研究センター
  • 高等学校における道徳教育の推進  [招待講演]
    秋山 博正
    三重県立高等学校教務担当者会議(三重県庁講堂) 2014年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 三重県庁(津市) 三重県教育委員会
  • 今、求められる道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    (NPO法人)教師塾「道徳の時代にするために」 2014年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 興譲館高等学校(岡山県井原市) (NPO法人)教師塾
  • 人間としての在り方生き方を考えるⅡ  [招待講演]
    秋山 博正
    「道徳教育実践研究事業」講演会 2014年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 岡山県瀬戸内市 岡山県立邑久高等学校
     
    高校生は自分の価値観の確立が求められる発達段階にある。が、多くの高校生はそれができないだけでなく、その事実にも気づいていない。そこにオウム真理教事件の要因がある。誰しも自問を怠れば自己中心性により自他が損なわれる。だが、自問は困難であり最初に明らかにされるのは「自己中心の我」である。しかし、自己中心の我と知らされることこそ大いなる世界への出発点なのである。
  • 学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育の充実  [招待講演]
    秋山 博正
    平成26年度 島根県立学校道徳教育担当者研修 2014年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 松江市 島根県教育センター
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(8)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成25年度 道徳教育指導者養成研修(東海・北陸ブロック研修) 2013年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 名古屋市 (独)教員研修センター・愛知県教育委員会
     
    現行「学習指導要領」における道徳教育の位置づけと、人間としての在り方生き方に関する教育の要点を概説した。そして、教科等における道徳教育の三層構造(「教科を通じての間接の道徳教育」、「人間としての生き方在り方を主題化する直接の道徳教育」および「教師自身の在り方生き方が反映される無意図的道徳教育」)を示した。その上で、教師自身の日常の在り方生き方が、間接・直接の道徳教育の基礎として重要であることを明らかにした。
  • 道徳教育の実践(英数編) -教科等における道徳教育-  [招待講演]
    秋山 博正
    平成25年度 滋賀県立高等学校教員初任者研修 2013年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター
     
    高校の教科等における道徳教育は、「教科を通じての間接の道徳教育」、「人間としての生き方在り方を主題化する直接の道徳教育」および「教師自身の在り方生き方が反映される無意図的道徳教育」の三層に構造化できる。「教科を通じての間接の道徳教育」の場面では教科教育に徹することが結果的に道徳教育になる。そのことを「数学」の授業を用いて例示した。
  • 道徳教育の実践(国社理農編) -教科等における道徳教育-  [招待講演]
    秋山 博正
    平成25年度 滋賀県立高等学校教員初任者研修 2013年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 野洲市 滋賀県総合教育センター
     
    高校の教科等における道徳教育は、「教科を通じての間接の道徳教育」、「人間としての生き方在り方を主題化する直接の道徳教育」および「教師自身の在り方生き方が反映される無意図的道徳教育」の三層に構造化できる。「教科を通じての間接の道徳教育」の場面では教科教育に徹することが結果的に道徳教育になる。そのことを「現代社会」の授業を用いて例示した。
  • 「高校生社会貢献活動」の意義と可能性 -体験活動の道徳教育的意義-  [通常講演]
    秋山 博正
    岡山県道徳教育研究会第105回研究会 2013年08月 口頭発表(一般) 倉敷市(くらしき作陽大学) 岡山県道徳教育研究会
     
    ゲームの世界や電子機器を通じての人間関係になじんでいる現代の高校生にとっては、生の人間との交流や生の自然体験はそれだけで有意義である。しかも、適切な価値観形成という点でも有効である。ただし、実施している体験活動が社会貢献的であるかどうかということは問い続けなければならないし、「やらされ感」を払拭するための工夫も必要である。
  • 新学習指導要領全面実施への対応 ―道徳教育の充実をとおして―  [招待講演]
    秋山 博正
    静岡県立池新田高等学校 平成25年度第1回校内研修 2013年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 静岡県御前崎市 静岡県立池新田高等学校
     
    新学習指導要領の大方針は「確かな学力を基盤とした生きる力の育成」である。「生きる力」とは確かな学力、豊かな人間性、健康・体力などを要素とする、いわば総合的な人間力である。「生きる力」は、豊かな人間性が確かな学力や健康・体力などを基礎づける関係にあるときバランスよく機能する。そして、確かな学力を主として育成するのが知育、健康・体力を主として育成するのが体育・食育、豊かな人間性を主として育成するのが道徳教育である。知育、体育・食育、道徳教育のいずれも重要で不可欠の教育である。だが、豊かな人間性が確かな学力や健康・体力などを基礎づける関係にあるとき「生きる力」はバランスよく発揮されるという事実を踏まえると、「生きる力」育成における道徳教育の中核的地位は否定できない。
  • 高等学校における道徳教育の充実  [招待講演]
    秋山 博正
    平成25年度 島根県立学校道徳教育担当者研修 2013年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 松江市(島根県教育センター) 島根県教育委員会
     
    研修者は、島根県立高等学校の道徳教育担当者約60名である。今年度始めて道徳教育担当となった教員もいれば、それを数年続けているヴェテラン教員もいて、双方に有益な研修にすることが当初からの課題の一つであった。そのため、研修を通じてヴェテランが「新人」を指導支援する機会を多く設けた。講演では、前半で高等学校における道徳教育の概要を説明し、後半は実践上の具体的な課題を取り上げた。
  • 高等学校での道徳教育の手がかり ―自己との対峙―  [招待講演]
    秋山 博正
    山口県立熊毛北高等学校「道徳教育職員研修会」 2012年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 山口県周南市熊毛北高等学校 山口県立熊毛北高等学校
     
    自己との対峙とは自己を問うことを意味する。それは自己中心性の弊害を明らかにし、よく生きることへの出発点となる。自己を問うことは、ひとり生徒にとってだけ重要なのではない。教職員にとっても勝るとも劣らず重要である。教職員がよく生きられずして、生徒がよく生きられるようにはなれないからである。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(7)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成24年度 道徳教育指導者養成研修(東海・北陸ブロック) 2012年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 静岡市葵区静岡県教育会館 (独)教員研修センター・静岡県教育委員会
     
    高等学校における道徳教育の充実は、生徒の発達段階を考慮して「人間としての在り方生き方に関する教育」を学校の教育活動全体を通じて行うことにより図るものである。そして、その要点は生徒の価値観形成への指導支援にある。その指導支援において不可欠なのは、教員自身の「人間としての在り方生き方」の充実への努力である。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(6)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成24年度 道徳教育指導者養成研修(中国・四国ブロック研修) 2012年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 岡山県岡山市北区ピュアリティまきび (独)教員研修センター・岡山県教育委員会
     
    高等学校における道徳教育の充実は、生徒の発達段階を考慮して「人間としての在り方生き方に関する教育」を学校の教育活動全体を通じて行うことにより図るものであることを概説した。そして、その要点は生徒の価値観形成への指導支援にあることを明らかにし た。
  • 高等学校における道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    平成24年度 徳島県公立校等学校及び特別支援学校 道徳教育担当者研修会 2012年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 徳島県板野郡板野町 徳島県立総合教育センター
     
    高等学校における道徳教育の要点は生徒の固有な価値観の形成への指導支援にある。そのために必要なのは、人間としての在り方生き方のサンプルを示し、「それでいいの」と生徒の現状を問い、その成熟を促すことである。その際不可欠なのは、生徒を指導支援する教員自身の「人間としての在り方生き方」の充実への努力である。
  • 高等学校における道徳教育の在り方  [招待講演]
    秋山 博正
    岡山県立津山東校等学校「教職員研修」 2012年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 岡山県津山市 岡山県立津山東校等学校
     
    高等学校における道徳教育は、生徒の発達段階を考慮して「人間としての在り方生き方に関する教育」を学校の教育活動全体を通じてその充実を図ることが求められている。それは、端的に言えば、生徒の固有な価値観の形成を指導支援することである。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(5)  [招待講演]
    秋山 博正
    鳥取県立鳥取中央育英高等学校「在り方生き方」教育 職員研修会 2011年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 鳥取県東伯郡北栄町 鳥取県立鳥取中央育英高等学校
     
    人間としての在り方生き方教育(道徳教育)への取り組み方に関して教員間にある温度差を解消する手がかりを例示した。生徒は在り方生き方を求めている。また、進学指導や部活指導も在り方生き方教育である。これらの事実を教員が理解することが温度差解消の手がかりとなる。
  • 道徳的価値「真理追究(1-(4))」について  [通常講演]
    秋山 博正
    岡山県道徳教育研究会第98回研究会 2011年11月 口頭発表(一般) 岡山市(岡山大学附属中学校) 岡山県道徳教育研究会
     
    道徳的価値「真理追求(1-(4))」を主題とする道徳時間の展開例を示した。そしてそれと親近性が高いとされる道徳的価値「正義追求(1-(4))」との相違点を明らかにした。
  • かかわり合いと道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    岡山県教育委員会「平成22・23年度 道徳教育実践研究事業研究発表会(勝田小学校)」 2011年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 岡山県美作市 岡山県美作市立勝田小学校
     
    人と人が関わり合うことは望ましい。それは生活レヴェルで道徳教育を授受することでもある。ただし、適切な関わり合いは容易ではない。それを実現するための手がかりの一つが傾聴である。
  • 高等学校における道徳教育の意義と方法  [招待講演]
    秋山 博正
    広島県教育委員会「平成23年度 道徳教育実践研究事業推進校(海田高校)教育研究会」 2011年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 広島県安芸郡海田町 広島県立海田高等学校
     
    高校生は自分らしく生きることを求めている。中には自分が何を求めているかがわからず荒れる者もいる。そのような高校生に在り方生き方を考える機会を提供して固有の価値観形成の指導支援をすることに高等学校における道徳教育の意義がある。そのために必要なのが「形の指導」「心根の啓発」「感じる・応える力の育成への支援」である。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(4)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成23 年度 道徳教育指導者養成研修(東海北陸ブロック、教員研修センター・富山県教委) 2011年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 富山市(ボルファート富山) (独)教員研修センター・富山県教育委員会
     
    高等学校での道徳教育への取り組み方を概説した。その上で、人間としての在り方生き方に関する教育の本質が、適切な価値観形成への指導支援にあることを明らかにした。高校生の価値観形成にとって教員の在り方生き方は生きた教材である。だからこそ道徳教育においては教員自身の在り方生き方が重要である。
  • 高等学校における道徳教育の基礎  [招待講演]
    秋山 博正
    山口県立熊毛北高等学校「道徳教育職員研修会」 2011年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 山口県周南市 山口県立熊毛北高等学校
     
    人の意識活動は評価活動でもある。しかも人は自分が是とする在り方に他者を近づけようとし、自分が非とする在り方から他者を遠ざけようとする。この意味で人は道徳教育を自ずから行っており、それを止めることは意識活動の停止を意味する。この事実を踏まえて教員一人ひとりが自分自身の評価活動の適切化に取り組めば学校は必ず変わる。
  • 道徳教育の活性化  [招待講演]
    秋山 博正
    松江市立女子高等学校「教職員研修会」 2011年09月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 島根県松江市 松江市立女子校
     
    同校が重点目標としている「規範意識の向上」を手がかりとする道徳教育の活性化法を例示した。規範意識とはルールは守るものだという価値観であり、道徳性という全体的な価値観の一面である。だから規範意識だけの向上を図っても有効ではなく、価値観全体の底上げを図る必要がある。その手がかりとなるのが基本動作の反復である。そして教員が率先垂範してそれを行うことが道徳教育活性化の端緒となる。
  • 道徳的価値「強い意志(1-(2))」について  [通常講演]
    秋山 博正
    岡山県道徳教育研究会第97回研究会 2011年08月 口頭発表(一般) 岡山市(岡山大学附属中学校) 岡山県道徳教育研究会
     
    「中学校学習指導要領」の内容において示されている道徳的価値「強い意志(1-(2))」の要素と、その価値についての自覚の深化を明らかにした。強い意志についての自覚の深化とは強い意志をもった生き方への志向の強化である。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(3)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成23 年度 道徳教育指導者養成研修(中国四国ブロック、教員研修センター・愛媛県教委) 2011年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 愛媛県松山市(愛媛県県民文化会館) (独)教員研修センター・愛媛県教育委員会
     
    高等学校での道徳教育への取り組み方を概説した。その上で、教科教育においては次のような三重の道徳教育ができることを明らかにした。第一の道徳教育は、数学教育における論理性の涵養のような、その教科固有の目標達成を通じて結果的に行われる道徳性の育成である。第二は、道徳教育に関連する内容を取り上げる場合の、例えば数学者の生涯を扱う場合の、それを通じての人間としての在り方生き方に関する教育である。第三に、表情や態度などの日常のふれあいによる道徳教育である。
  • 道徳教育と人権教育  [招待講演]
    秋山 博正
    島根県立宍道高等学校「平成23年度 人権・同和教育校内教職員研修会」 2011年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 島根県松江市 島根県立宍道高等学校
     
    道徳教育、人権教育および両者の異同を概説した。その上で、「人権尊重という道徳があって初めて人権教育は有効」であり「人権が保障されて初めて道徳教育は有意義」であるという道徳教育と人権教育の相補関係を明らかにした。
  • 新「学習指導要領」による中学・高等学校の道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    京都府私立中学高等学校連合会「教職員研修会」 2011年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 京都市(京都私学会館) 京都府私立中学高等学校連合会
     
    学校における道徳教育の基本は教員の日常の在り方生き方にある。そして、中学校と高等学校の学習指導要領における道徳教育の共通の要点は「学校の教育活動全体で行う」「教科等のそれぞれの特質に応じて行う」「道徳性の育成が目標」の3点である。この3点において求められる教員の在り方生き方を例示した。
  • 高等学校における道徳教育の展開  [招待講演]
    秋山 博正
    平成23年度 島根県立学校道徳教育担当者研修(島根県教委) 2011年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 島根県松江市(島根県教育センター) 島根県教育委員会
     
    新しい学習指導要領の方針、それに基づく道徳教育の充実の方向、道徳教育への取り組み方、などを概説した。また、人権教育を重視してきた島根県の実績を受けて、道徳教育と人権教育の異同を明らかにした。
  • 高等学校での道徳教育への取り組み方  [招待講演]
    秋山 博正
    島根県教育委員会「平成22年度 島根県人権・同和教育指定校園事業」/島根県「高等学校人権・同和教育研究事業」道徳教育講演会 2010年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 大田市 島根県立大田幸等学校
     
    「高等学校学習指導要領」が求める道徳教育の在り方の説明に加えて、道徳教育と人権教育との関係を示唆した。両者の関係は公式には明示されていないが、理念的には、統一されるのが望ましい。当分の間は、相互補完的にあればよい。また、一方から他方を見れば、単独では見いだしえない課題を明らかにすることもできよう。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(2)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成22年度 道徳教育指導者養成研修(東海北陸ブロック、教員研修センター・三重県教委) 2010年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    教科における道徳教育には少なくても三種類の在り方がある。第一は、その教科固有の目標達成を通じて結果的に行われる道徳性の育成である。第二は、道徳教育に関連する内容の場合、例えば数学者の生涯を扱う場合、それを通じて人間としての在り方生き方を考えられる。第三に、表情や態度などによる日常のふれあいを通じた道徳教育である。
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(1)  [招待講演]
    秋山 博正
    平成22年度 道徳教育指導者養成研修(中国四国ブロック、教員研修センター・山口県教委) 2010年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    人は、他者が道徳的であることをほぼ常時要求し、その在り方が道徳に適っていれば是認し、反していれば否認して是正しようとする。高校生に対しても例外ではない。ならば、高校生が道徳的でいられるように指導支援するのは高校教員の責務だということになる。それゆえ、高校で道徳教育を行うのは当然のことである。
  • 教育のダイナミズム  [通常講演]
    秋山 博正
    岡山県道徳教育研究会第93回研究会 2010年08月 口頭発表(一般) 
    いわゆるメリットとデメリットを峻別しメリットだけを優先してデメリットを徹底的に排除する文化、社会形態等を、メリットの支配という意味で「メリトクラシー」という。現代日本の学校教育においてはメリトクラシーが支配的となっており、それでは人間形成は成り立たない。単一の評価尺度に支配されるモノ・カルチャーの人間や社会は停滞し固定化し破綻に向かうからである。しかし、メリトクラシーは止められない。人間形成を破綻させない人間の在り方としては、メリトクラシーと、そのカウンター・カルチャーであるアミタクラシー(評価・計量を許さない精神文化)のデュアル・カルチャー構造が可能である。評価尺度がデュアルになれば、個人においても社会においても矛盾が生じダイナミズムが生まれる。メリトクラシーのカウンター・カルチャーとしてデュアル・カルチャーを形成するアミタクラシーの鍵となるのが道徳教育である。
  • 高等学校における道徳教育の在り方について  [招待講演]
    秋山 博正
    平成22年度 島根県立学校道徳教育担当者研修 2010年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 松江市(島根県教育センター) 島根県教育委員会
     
    新「学習指導要領」の趣旨が「確かな学力を基盤とした「生きる力」の育成」にあることを説明し、その成否の鍵が道徳教育にあることを指摘した。その上で、高等学校における「学校の教育活動全体を通じて行う道徳教育」について概説した。
  • 高等学校における道徳教育について  [招待講演]
    秋山 博正
    文科省「平成21年度 高等学校中学校人間としての在り方生き方を考える教育 実践研究事業」研究指定校(神崎高等学校)「研修会」 2009年12月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    道徳教育の具体相を端的にいえば、それは相手の行為、態度、心情などの承認・不承認であり、他者に承認されるための(不承認されないための)環境整備への支援である。これらを行う際、他分野の教育に増して教員が被教育者であることが重要である。
  • 豊かな心と体験活動 -成羽中学校の事例を手がかりにして-  [招待講演]
    秋山 博正
    文科省「平成20・21年度 道徳教育実践研究事業」研究指定校(成羽中学校)「研究発表会」 2009年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    成羽中学校の道徳教育に関する2年間の研究成果を発表するための研究発表会が開催され、そこで記念講演を行った。講演では、豊かな心を育てる体験の一例として掃除を取り上げ、その意味を分析し効用を説いた。
  • 高等学校における道徳教育の充実のために  [招待講演]
    秋山 博正
    平成21年度 道徳教育指導者養成研修(中国四国ブロック、教員研修センター・高知県教委) 2009年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    中国・四国各県の道徳教育担当の指導主事、高校教員等を対象として、高校における道徳教育を充実させるための方策を紹介した。特に「学校の教育活動全体を通じ」て各教科等の「それぞれの特質に応じ」て行う道徳教育が何であり、それをどのように行えばよいかということを明らかにした。
  • なぜ、いま、道徳教育か  [招待講演]
    秋山 博正
    文科省「平成21年度 高等学校中学校人間としての在り方生き方を考える教育 実践研究事業」研究指定校(岡山東商業高等学校)「研修会」 2009年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    岡山東商業高校に招聘され、同校教員を対象に講演し、文科省指定の研究事業に取り組むための指導助言を行った。特に、道徳教育が高校教育においても不可欠であり、その重要性が昨今ますます高まってきていることを示した。
  • 新学習指導要領における「人間としての在り方生き方に関する教育」の展開  [招待講演]
    秋山 博正
    平成21年度 道徳教育指導者養成研修(東海北陸ブロック、教員研修センター・福井県教委) 2009年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    (独)教員研修センター・福井県教育委員会が主催する東海・北陸各県の道徳教育担当の指導主事、高校教員等を対象とした研修に招聘され、高校において人間としての在り方生き方教育を展開する上での留意点について、特に新「学習指導要領」を顧慮して講演した。
  • 小・中学校における道徳教育の展望と課題  [招待講演]
    秋山 博正
    吉備中央町教育研修所「道徳部会研修会」(吉備中央町立吉川小学校) 2009年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    新「学習指導要領」でも「生きる力」の育成が課題として継承されている。「生きる力」とは知徳体の三者が調和的に一体化したものである。その「生きる力」の育成を課題としなければならない要因の一つは、子どもも大人も知徳体の三者が分裂しているからである。道徳教育に関しては、知っていることと行うことが一致していない人が少なくない。この状況を改善する手がかりが「よき言動の反復」による価値の内面化にある。
  • 高等学校における「人間としての在り方生き方に関する教育」の展開 -「中学校学習指導要領」との連続性を顧慮して-  [招待講演]
    秋山 博正
    平成20年度 道徳教育指導者養成研修(東海北陸ブロック、教員研修センター・岐阜県教委) 2008年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    講演では「なぜ高校で道徳教育を行わなければならないのか」と「高校での道徳教育はいかに行うべきか」という多くの高校教員に共通する二つの問題意識に重点を置いて語った。その際、特に「中学校学習指導要領」との連続性を顧慮した。というのは「高等学校学習指導要領」には道徳教育についての詳細な規定がないだけでなく、「高等学校要領」が「中学校要領」を基盤としているからである。
  • 人間としての在り方生き方を考える -青春の危機-  [招待講演]
    秋山 博正
    平成19・20年度 文科省「高等学校中学校人間としての在り方生き方を考える教育 実践研究事業」研究指定校(総社南高等学校)「講演会」 2008年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    平成19年度の場合と同様、総社南高校に招聘され、2年生と担任教員300名余りを対象に講演した。さて「人間として」の実質にアミタクラシ-が係わる必要がある。人間の健康な生活のためにはメリトクラシーとアミタクラシーが背反・相補関係にあることが重要である。
  • 高等学校における人間としての在り方生き方に関する教育の展開  [招待講演]
    秋山 博正
    平成20年度 道徳教育指導者養成研修(近畿ブロック、教員研修センター・兵庫県教委) 2008年10月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    「人間としての在り方生き方教育」を新たに試みる高校では、道徳教育のための要の時間を設ける「特設方式」、全教育活動を通じて道徳教育を行う「一般方式」などが手がかりとなることを示した。また「アミタクラシー」という視点を含まなければ、厳密な意味での「人間として」ということが成り立たないことを開陳した。アミタクラシーとは、成果主義や効率主義の文化を意味するメリトクラシーの対概念で、命が命としてただそこにあることを尊しとする精神文化である。
  • One’s View of the World for Evaluating Tragedies in Periods of Paradigm Shift: Reflecting on the Thoughts of Shan-tao (パラダイム・シフトの時代における悲劇を転じる世界観 -善導思想の考察-)  [通常講演]
    秋山博正
    20th Oxford Round Table, Oxford University 2008年07月 口頭発表(一般) 
    隋から唐にかけて生きた善導の思想と時代状況を手がかりにして、ある時代を支配するモノ・カルチャーというパラダイムが別のパラダイムに転換(シフト)することが歴史上繰り返されパラダイム・シフトの時代には悲劇が生じていることを明らかにした。そして、このような時代の悲劇を防ぐ可能性が「メリトクラシーとアミタクラシーとの絶対矛盾的自己同一」という世界観にあることを指摘した。
  • 「自分の生き方」との出遇い  [招待講演]
    秋山 博正
    平成19・20年度 文科省「高等学校中学校人間としての在り方生き方を考える教育 実践研究事業」研究指定校(総社南高等学校)「講演会」 2007年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    「人間としての在り方生き方を考える教育」実践研究事業は、生徒が人間や社会に目を向け、人間としての在り方や生き方を考えるようになれる教育の推進を目的とするものである。この講演は、この事業の一環として開催された生徒向けの講演会で行った講演である。同校2年生約300名と2年生担任教員を対象として親鸞の「二種深信」を手がかりにして、自己を問い、自己が照らされる生き方の重要性を話した。
  • 高等学校における人間としての在り方生き方に関する教育について  [招待講演]
    秋山 博正
    道徳教育指導者養成研修(東海北陸ブロック、教員研修センター・石川県教委) 2007年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    高等学校における人間としての在り方生き方に関する教育について概説した。特に「学校の教育活動全体を通じて行う人間としての在り方生き方に関する教育」については、校内のいつでもどこでも道徳教育を行うことが求められており、それを達成するためには道徳教育が全教員の課題でなければならないことを詳述した。
  • 「関わり」から「思いやり」へ -コミュニケーションを手がかりにして-  [招待講演]
    秋山 博正
    広島県道徳教育実践研究指定校(早稲田中学校)「道徳教育公開研究会」(広島県教育委員会) 2005年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    人間の物化(道具化)が蔓延しつつある現代社会では人を思いやることが困難になってきている。この状況を克服するための手がかりとして他者の発言を傾聴する姿勢の涵養が有効である。傾聴が思いやりと相関しているからである。思いやれない人が思いやれるようになるには価値観の変化が不可欠であるが、その促進には私語をしないという基本動作の徹底や、別の優れた価値観との接触が手がかりとなる。
  • 道徳教育の課題と展望  [招待講演]
    秋山 博正
    岡山県教育委員会「岡山県道徳教育研究協議会」(岡山県教育センター) 2005年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    この講演は岡山県内の幼小中の道徳教育担当者を対象として「学習指導要領」改訂の趣旨をいかすために行ったものである。改訂の要点は「生きる力の育成」にあるが、その中核に「生命尊重の実践」がある。それは単に自他を殺さないということだけではなく、自他の生命を最大限活用することでもある。その最大限の活用は段階的に実現していくしかないが、それには道徳的行為の反復が有効である。
  • 心に響く道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    文科省「児童生徒の心に響く道徳教育推進事業」指定校(長尾小学校)「中間発表会」 2005年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    心に響くとは、感動したり感銘したりすることだけではない。児童生徒が道徳的価値を内面化し、意識せずともその価値を実現できるようになったとしたら、その価値は心に響いたといえる。
  • 未来を拓き、心を育てる道徳教育  [招待講演]
    秋山 博正
    広島県道徳教育道徳教育実践研究指定校(国泰寺中学校)「道徳教育公開研究会」(広島県教育委員会) 2004年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    人類誕生以来、青少年の心を育む上で家事労働が果たしてきた役割は大きい。ところが、電化製品が普及して青少年が家事労働に携わる必要がなくなった今日、心を育む機会も失われつつある。心が育ってこそ未来は拓ける。家事労働が廃れた今日において児童生徒の心を育てる上で、家事労働への従事に替えて道徳的な在り方を持続することやそれを反復することが有効である。
  • 心の教育の展開  [招待講演]
    秋山 博正
    平成14年度 岡山県新規採用教員等研修講座(岡山県教育センター) 2002年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    「心の教育」を謳う1998年6月30日付けの中教審答申「新しい時代を拓く心を育てるために」は、「心の教育」推進のために家庭・地域および学校の教育の見直しを求め、その見直しの根本が私たち自身の足元の見直し、すなわち自己を知ることにあるとする。この「自己を知ること」は意図的能動的になしえることだけではない。受動的にしか知らされない自己の側面もある。だが、その重要性は存外看過されている。知らされて知る自己の一面も重要である。
  • 心の教育 -私たちの足許を見直すために-  [招待講演]
    秋山 博正
    平成13年度 岡山県新規採用教員等研修講座(岡山県教育センター) 2001年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    心を豊かにすることには、価値を感じる力とその価値に応答する力がつくという一面がある。価値を感じ価値に応える水準以上の力が、心の教育を推進するに教員には不可欠である。だから、心の教育は誰よりもまず教員自身の価値感得力・応答力を育成するための教育である必要がある。
  • 「心の教育」の展開  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理思想史学会、第57回学術研究発表大会、大阪教育大学 2001年08月 口頭発表(一般) 
    「心の教育」は、自学自考力・豊かな人間性・モラルの向上などを求める。「心の教育」の展開は、それらの向上を児童生徒に求める前に、「心の教育」の担当者である教員(私たち)自身がそれらを向上させようと努めて(向上させられて)初めて可能になる。
  • 道徳教育を担当することの特殊性と可能性 -教員の自己道徳化の意義-  [通常講演]
    秋山博正
    日本道徳教育学会、第57回大会、岡山大学 2001年06月 口頭発表(一般) 
    教員は本質的に道徳教育の担当者であり、他の職業人に比べて道徳的であることをより強く求められる。この点に教員の職業人としての特殊性がある。それは、他の職業人に比べて、道徳的になれる機会がそれだけ多く与えられていることにほかならない。すなわち教員は他の職業人よりも道徳的になれる可能性が高いのである。それが教員の職業人としての独特の可能性である。
  • 自己道徳化について  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理思想史学会、第55回学術研究発表大会、豊橋市 2000年08月 口頭発表(一般) 
    人がより道徳的になるには自己の現状の不十分さの領解が不可欠である。自己の現状の領解には、能動的に知るのではなく、受動的に知らされることにより明らかになるという一面がある。
  • 宗教との係わり方  [招待講演]
    秋山 博正
    倉敷市市民学習センター市民学習講座 2000年08月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    人は「人間的価値観を問う宗教」でも、それを欲望満足の手段にする。そうなると自己の価値観を問うことはできず、したがって精神的成熟も期待できない。つまり、宗教が私たちの在り方を規定するのではない。私たちの心性が宗教の在り方を規定するのだ。
  • 宗教の多様性  [招待講演]
    秋山 博正
    倉敷市市民学習センター市民学習講座 2000年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    宗教は一様ではない。たとえば利益、名誉などを追求する「人間的価値観を肯定する宗教」と「その価値観を問う宗教」とに大別できる。前者に関わる限りその人の価値観は変化しないので精神的な成熟は期待できない。人間形成を促しうるのは自己の価値観を問う宗教である。
  • 宗教への疑問  [招待講演]
    秋山 博正
    倉敷市市民学習センター市民学習講座 2000年07月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    無宗教を標榜する人は少なくない。だが、人は皆何らかの献身の対象をもちそれに献身している。フロムはそれは心理学的には宗教をもっていることだと指摘した。それならば人は誰もが宗教に関わっている。宗教を問う上でこの事実の認識は不可欠である。
  • V.フランクルにみる人間形成  [招待講演]
    秋山 博正
    倉敷市市民学習センター市民学習講座 2000年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    人生には意味があることと無意味なことがあるとする見方があり、多くの人がこの見方をしている。一方、フランクルは人生のどんなことにも意味があることをアウシュヴィッツの強制収容所で発見した。この見方ができるようになったことがフランクルの人間形成であり、彼を強制収容所で生きながらえさせ。
  • 宮澤賢治にみる人間形成  [招待講演]
    秋山 博正
    倉敷市市民学習センター市民学習講座 2000年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    人は一定の成果を期待して努力する。だが、成果が得られないと自他を責め努力を放棄する。そこには「やればできる」という「理想主義」のメカニズムが働いている。それを乗り越えたのが晩年の賢治である。彼は成否を顧慮せず淡々と努力できた。そこに賢治の人間形成の特色がある。
  • 星野富弘にみる人間形成  [招待講演]
    秋山 博正
    倉敷市市民学習センター市民学習講座 2000年02月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    星野は大勢の人の愛によって自分の身勝手さと、それにもかかわらず自分が愛されていることを知らされた。この自己認識の深化は認識レヴェルの変化にとどまらず彼の在り方生き方を変えた。すなわち絶望していた彼が自分の仕事を見いだし、それに取り組めるようになり、そのことはさらに他者の生きる力になっていった。このような自己認識の深化と存在の変化という二面性に星野の人間形成の特色がある。
  • ドイツにおける日本仏教受容の現状と問題  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、第25回学会、松山市 1999年08月 口頭発表(一般) 
    ドイツでは日本文化や日本仏教への関心が諸外国に比べて高い。だが、その受容の現状には、正確な翻訳が少ないなどの問題点もある。たとえば与えられる(受動的な)認識である親鸞における信が、能動的な信仰として理解されていた。これはドイツだけに限った問題ではないかもしれない。
  • ドイツにおける日本仏教受容の現状  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理思想史学会、第53回学術研究発表大会、豊橋市 1999年08月 口頭発表(一般) 
    ドイツでは日蓮宗(創価学会)、禅宗(曹洞宗、臨済宗)、浄土真宗が受け入れられていた。それはキリスト教への反動からである場合もあったが、キリスト教を補完するために仏教を受容している場合もあった。特に一部のカトリックは瞑想の手段として禅を取り入れていた。全般的には指導者が不足しているようである。
  • 技術の世界と人間  [招待講演]
    秋山 博正
    倉敷市市民学習センター平成11年度創学コース「世界」講座 1999年06月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    技術の弊害を防ぐルール作りが必要である。だが、ルールも技術である限り技術に伴う弊害を脱しきれない。しかし、問題は技術自体にあるのではなく、技術を扱う私たちにある。したがって、技術と適切に付き合うには、技術の使い手である私たち自身を知ることが不可欠である。
  • 岡山人って? -そのルーツ、そのかたち-  [招待講演]
    秋山 博正
    山陽新聞社創刊120周年記念「新おかやま学 山陽フォーラム21」第1回フォーラム 1998年11月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名) 
    気候に恵まれた交通の要衝にある岡山県地域は古代より豊かであった。そこに育った岡山人は、法然や栄西がそうであったように進取の気性に富んでいる。江戸幕府に禁じられた日蓮宗不受不施派は岡山に成立したが、明治以降全国に先駆けて果実栽培を始めた地域は不受不施派の信者が住む地域であった。幕末に14派成立した教派神道のうちの2派が岡山で成立している。
  • Shinran in seinem Lebensabend (晩年の親鸞)  [招待講演]
    秋山 博正
    1998 Gotan-e Fest in EKO-Haus der Japanischen Kultur e.V. 1998年05月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    これはデュッセルドルフ市においてドイツ人を対象にして行った講演である。さて、親鸞の思想は生涯にわたって深化し続けた。晩年においても同様であった。彼の思想が最も深まった晩年の特色は、①念仏を強調し、②宿業を諦観し、③恩徳報謝に生きたところにある。
  • 中世日本思想における愛  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理思想史学会、第49回学術研究発表大会、奈良市 1997年08月 口頭発表(一般) 
    親鸞の主観においては、彼が慈悲の主体であることはありえなかった。重要なのは「誰に、どんな慈悲を施されたか」ということと「いかにしてそれに報いるか」ということだけだった。しかし、客観的には親鸞は慈悲の人であった。慈悲をなしえない自分であるという自己認識が深まれば深まるほどかえって客観的にはますます慈悲をなしえていたのである。この逆説性に親鸞における慈悲の特色がある。
  • 道徳教育の原点 -自己道徳化についての断想-  [招待講演]
    秋山 博正
    文部省指定「道徳教育推進校(美作第一小学校)研究発表会」 1996年11月 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等 
    多くの教育活動に共通する内容は道徳教育であり、最初の教育対象は自分自身である。それゆえ、教育の出発点は自分自身への道徳教育にある。
  • 道徳教育の必要性と可能性 -私語を手がかりとして-  [通常講演]
    秋山博正
    岡山県学校道徳研究会、第18回研究会、倉敷市 1996年08月 口頭発表(一般) 
    私語は社会の多様な問題を含む現象である。それゆえ、私語の本質的解決のためには社会的諸問題を視野に入れなければならない。本質的解決とは私語を強制的に禁じることではない。当事者が私語の意味を領解して自ずから止めることが本質的解決であり、そのための指導支援が道徳教育である。その意味で道徳教育は必要だし、道徳教育を私語解消に向けることによりその内容を工夫することができる。
  • 道徳教育研究事始め -被教育者を生きる-  [招待講演]
    秋山 博正
    第13回岡山県学校道徳研究会 1995年12月 口頭発表(招待・特別) 
    自分自身の道徳化なしに他人を道徳化することはできない。自分の道徳化を図る上で被教育者の立場に立つことは不可欠である。
  • 親鸞の人間観  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、第17回学会、広島市 1995年08月 口頭発表(一般) 
    親鸞は人間一般が何かと考えたのではない。彼自身が何者であるかということを終生、他者によって明らかにされ続けた。そして、彼自身を照らし出す働きを阿弥陀仏と呼んだ。
  • 三願転入論における自力と他力  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、第16回学会、広島市 1994年11月 口頭発表(一般) 
    自力を尽くして、それにもかかわらず挫折した結果、初めて他力の世界が開かれる。この意味で、自力は他力の出発点である。
  • 〈自己中心性〉の問題性に関する一考察 -親鸞系思想を手がかりとして-  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、第14回学会、広島市 1993年11月 口頭発表(一般) 
    親鸞の思想からいわゆる宗教性を排しそれをある種の人間学として捉えれば、彼のいう自力は「自己中心性」だと解釈できる。自己中心性は全面的に否定されるべきものではなく、人間の成熟に不可欠なものである。だが、人がある程度成熟した後も自己中心性という、いわば殻に覆われ続けるならば、その人の成長は殻に妨げられ、その人間性は歪められる。その典型がヒトラーだとフロムは指摘した。
  • 『歎異抄』にみる人間形成  [通常講演]
    秋山博正
    実存思想協会、第21回研究発表会、お茶の水女子大学 1993年03月 口頭発表(一般) 
    人間の常識に含まれる「善人意識」が意図することなく自他の尊厳を傷つけている。善人意識が障害となることを防ぐには、その障害性を領解することが前提である。それを知らないことが自己を閉ざし傷つけているから、それを領解することが人を善人意識から解放し開放的にする。それにより他者からの批判や支援を十分に受容できるようになる。この心の閉鎖状態から開放状態への変化が信心獲得、つまり『歎異抄』のいう人間形成である。
  • シェーラーの人格論 -平等な個体性への志向-  [通常講演]
    秋山博正
    広島哲学会、第43回学術研究発表大会、広島大学 1992年11月 口頭発表(一般) 
    シェーラーは形式主義(カント)倫理学の人格概念を批判することによって自分の人格論を展開する。形式主義倫理学によれば、人格は超個人的で抽象的な理性人格である。この点から啓蒙の哲学が求めた平等性を汲み出せる。だが、個別性は汲み出せない。そこで、シェーラーは形式主義倫理学とは異なった観点から平等で個別的な人格を基礎づけようとする。この点にシェーラーの特色がある。
  • シェーラー『倫理学』にみる人間観  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、第11回学会、広島市 1992年08月 口頭発表(一般) 
    シェーラーは人間の本質を人格に求め人格をかけがえのない個体とみなす。人格の個体としての独自性を形成するのは諸作用を遂行する仕方の質的特性である。人格の同一性もそれに由来する。だが、作用は人格の基体ではない。作用は人格から発現し、人格により遂行され、人格はそれら作用を統一する。人格と作用の相関関係は従来の人間観を脱するための手がかりとなる。
  • 『歎異抄』における社会性と親鸞の実存  [通常講演]
    秋山博正
    実存思想協会、第18回研究発表会、東京大学 1992年03月 口頭発表(一般) 
    『歎異抄』に述べられている慈悲、孝養、友情は『歎異抄』の方法に従う人間変革の成果である。この成果は変革者に関与する者にも変革をもたらす。この変革は自己中心性による囚われから人間を解放し、生の意味の発見と生の完全燃焼に向かわせるものであり、独善への堕落を防ぐための相互批判という機能も備えるものである。この人間変革とそれを通じての連帯のうちに独自の社会性がある。
  • 『歎異抄』にみる慈悲  [通常講演]
    秋山博正
    広島哲学会、第42回学術研究発表大会、広島大学 1991年11月 口頭発表(一般) 
    親鸞は慈悲を聖道の慈悲と浄土の慈悲に分けるが、どちらも実行できなかった。のみならず、慈悲実行のための純粋な動機さえないことを知らされ、その全我を「否定」される。だが、その否定は親鸞自身が浄土の(如来の)慈悲の対象であることを同時に知らせる。如来の慈悲は絶対であるゆえ、その対象であることは親鸞が絶対的に肯定されていることを意味する。ここに全否定が全肯定であるという逆説がある。
  • シェーラーにおける羞恥心(Schamgefuehl)  [通常講演]
    秋山博正
    日本倫理学会、第42回大会、東北大学 1991年10月 口頭発表(一般) 
    シェーラーによれば、羞恥心はその主体防衛機能により肯定的価値だけに関われる。また、羞恥心は、価値的な低次性へと牽引されつつそれに対立する価値的高次性を感じられるので、高低の価値間での緊張感情である。したがって羞恥心には価値発見的・選択的な機能が備わっている。それゆえ、よく生きることがより高い価値洞察に基づくのであれば、羞恥心の育成も道徳的には重要である。
  • シェーラー当為論の背景  [通常講演]
    秋山博正
    広島哲学会、第41回学術研究発表大会、広島大学 1990年11月 口頭発表(一般) 
    シェーラーでは、人が「為すべし」という規範的当為を感じるのは、人がより高い価値の理念に覚醒しながらも、その理念が傾向性に破壊されるときである。そのことが無意識裡に人格に感じられると、より高い価値を守るための「羞恥」が人格に生じる。換言すれば、精神的人格の意味・要求に対して身体的欠乏という不調和が生じるとき羞恥が成立する。だから規範的当為の背景にその誘因としての羞恥があるとみなせる。
  • 人格の倫理学としての価値倫理学  [通常講演]
    秋山博正
    日本倫理学会、第41回大会、法政大学 1990年10月 口頭発表(一般) 
    シェーラーによれば、人が価値洞察に基づいて遂行する作用が担う価値が高まれば、その作用の究極の遂行者であるその人の人格の価値が高まる。逆に、人格の価値が高まれば作用の価値も高まる。だが、作用の価値を高める価値洞察力の向上が受動的にしかなされないのならば、人格は能動的には自分の価値を高められない。シェーラーはこの問題を洞察の自律と意欲の自律の区別により解決しようとする。だが、成功したとはいえない。
  • シェーラーの当為論(1)  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、第7回学会、広島市 1990年08月 口頭発表(一般) 
    シェーラーによれば、価値は形式・様態により高低が区別される。たとえば肯定的価値の現存はその非現存よりも価値が高い。それゆえ肯定的価値は理念的当在(Sollen)の意味で「在るべし」と述語される。これは人間に対する価値への応答の要求である。だが、価値が客観的に人間に応答を要求しているとするのには無理がある。むしろ重要なのは、価値と、それに当在を感じる人間との相互関係である。
  • N.ハルトマンの哲学  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、特別研究会、広島市 1989年03月 口頭発表(一般) 
    認識は主観による対象の産出だとみなす立場がある。これに対し、ハルトマンは主観から独立してそれ自体で存在するものを認め、それの把握が認識であり、認識されたものが客観だとした。ただし、認識には限界があり、限界を超えて存在するものが物自体である。だが、認識の進歩はこの限界を超え出るので、主観は物自体を認識できるようになる。つまり、ハルトマンにおいては、物自体は存在界の全体であり、客観は全体たる物自体の一部なのである。
  • 大学におけるソクラテス的交渉  [通常講演]
    秋山博正
    広島哲学会、第39回学術研究発表大会、広島大学 1988年11月 口頭発表(一般) 
    W.v.フムボルトは学問による人間形成を、彼の後継者であるK.ヤスパースは自己啓示をそれぞれの大学論の原理とした。だが、それらをそのまま受容すると現実逃避に陥る虞がある。この弊害を避ける上で有効なのが対等な相互批判である「ソクラテス的交渉」である。自己批判は他者批判というフィルターを通してこそ適切なものとなる。それならば、学問研究や生き方の探求の際にもその交渉は方法として有効である。
  • 浄土門の慈悲  [通常講演]
    秋山博正
    広島大学倫理学研究会、第20回研究会、広島大学 1988年09月 口頭発表(一般) 
    慈悲の前提である信は、親鸞では自己への懺悔(さんげ)と、自己にかけられている救済の働きへの感謝が一体化した心的状態である。信が深化した人ほど客観的には慈悲を施すようになるが、主観的にはいよいよ慈悲を施せないと認識するようになる。信を得た親鸞も客観的には謝念に溢れ慈悲を施す人であったはずであるが、主観的にはいよいよ慈悲から遠い自己と懺悔せざるをえなかった。ここに慈悲の逆説性を見ることができる。
  • 大学の自律性の根拠についての一試論  [通常講演]
    秋山博正
    関西倫理学会、昭和62年度研究会、同志社大学 1987年11月 口頭発表(一般) 
    W.v.フムボルトは、大学の自律は学外に対してよりも、まず学内において求められるべきだとする。それを確立するためには大学構成員自身の価値観の客観化とそれへの禁欲が必要である。つまり、大学の自律は、学内においては学問的関心以外の関心への自己抑制を前提するのである。そのことを支えるのが、学問をそれが学問であるがゆえに追究するという「学問の純粋性」の理念である。
  • 大学論研究(1)  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会、第2回学会、広島市 1987年11月 口頭発表(一般) 
    中世ヨーロッパの大学は民間発生的なものと、権力により設立されたものとに大別できる。前者においては自己保身的なギルド主義が、後者においては権力の意向が支配的であった。近世になってからは大学の類型は多様化するが、権力迎合的という点では従来と同様であった。だが、その状況下での、ハレ大学の研究の自由に基づく「学問・大学の自由(Akademische Freiheit)」という主張と、その精神を継承したベルリン大学の創設理念は注目に値する。
  • 大学における「教養」についての一試論  [通常講演]
    秋山博正
    日本倫理学会、第38回大会、北海道大学 1987年10月 口頭発表(一般) 
    W.v.フムボルトによれば、大学の本質は内面的には客観的な学問を主観的な教養(人間形成)と結合する点にある。諸学を貫く共通要素は研究である。学問創造の努力である研究と結合される教養は学識の習得にとどまらず、むしろ精神的な姿勢を意味する。研究は、活発な探求活動の授受を教師と学生の双方が求めるところに生じる。それならば、研究者養成大学以外においても研究による教養は可能である。
  • 大学の理念によせて  [通常講演]
    秋山博正
    広島大学倫理学研究会、第11回研究会、広島大学 1987年06月 口頭発表(一般) 
    今日では大学での研究と教育の一致は建前であるという見方が支配的である。確かに研究と教育の責任が教師だけにあるのであれば、その見方のとおりであろう。だが、院生を含めた学生にも研究と教育に関わる権利と義務があるはずである。それならば、大学のより良い在り方を明らかにするためには学生の側からも研究と教育の関係を考えなければならない。
  • シェーラーの現象学  [通常講演]
    秋山博正
    広島倫理学会設立準備研究会、広島市 1986年05月 口頭発表(一般) 
    シェーラーの現象学は方法というより本質直観という生活態度である。方法は、目的により限定される事実に関する思惟方式である。これに対し、現象学という態度は、一切の論理的固定化以前にある事実そのものを問題にする。直観されるものは直観という作用の内にのみ与えられる。シェーラーの現象学の目標は無前提で絶対的な認識をすることにある。その認識の規準は事実そのものの自己所与にある。
  • 道徳的基礎当為とは何か -シェーラーとN.ハルトマンを手がかりにして-  [通常講演]
    秋山博正
    広島大学倫理学研究会、第1回研究会、広島大学 1986年04月 口頭発表(一般) 
    「在るべし」という理念的当為よりも「為すべし」という規範的当為の方が道徳性により強くより直接関わる。だが、在り方に関わる道徳性の方が為し方に関わる道徳性よりも概念的に広い。しかも、規範的当為の正当性は理念的当為の正当性に依拠している。したがって、理念的当為をより基礎的で重要な当為だとみなさざるをえない。
  • 理念的当為と規範的当為  [通常講演]
    秋山博正
    日本倫理学会、第36回大会、山梨大学 1985年10月 口頭発表(一般) 
    シェーラーによれば、価値に理念的に含まれている一定の要請が理念的当為である。理念的当為の内容を人が実現しようとしない場合、その人には「その内容を当に為すべし」という強制が意識される。この強制が規範的当為である。だから、当為が規範的当為だけならば、当為概念は狭いものにならざるをえない。だが、シェーラーは理念的当為を見いだして当為概念を拡張した。それは規範倫理学の妥当領域の拡張だと評価できる。
  • シェーラーにおける価値と当為  [通常講演]
    秋山博正
    広島哲学会、第35回学術研究発表大会、広島大学 1984年11月 口頭発表(一般) 
    客観的法則への服従である義務から出発するカント倫理学を徹底すれば、「当に為すべし」という命令が善性の本質となる。それならば、善きことはそれが実現されることにより善性を捨てざるをえない。だが、何が善かと洞察していれば、当為の意識がなくても善きことは実現されるし、そのことによりその善性が失われることもない。したがって、倫理学が出発点にすべきは事態の価値洞察である。
  • マックス・シェーラーの精神論について  [通常講演]
    秋山博正
    広島哲学会、第34回学術研究発表大会、広島大学 1983年11月 口頭発表(一般) 
    後期シェーラーでは人間の本質は精神(Geist)だとされ、精神の特質は理念化作用にあるとされる。それは現存在から本質だけを分離・摘出する作用である。精神は理念化により現存在としての自然から自己を分離し自然の外に位置することができる。だが、それにより人間は自分の立つべき大地を失う。このことが、現代人の自然からの物理的な遠ざかりと相俟って、人間の何たるかを明確にできない一因となっている。

作品等

  • Contemporary Youth and Religion - A Reseach on Piety of Students at Hiroshima University -
    1985年

MISC

  • 「自分なら‥」の陥穽
    秋山博正 日本道徳教育学会会報 (82) 7 -7 2024年09月 [招待有り]
  • 学校教育全体を通じての道徳教育における教師の課題と可能性
    秋山博正 NITSニュース (159) 1 -3 2021年01月 [招待有り]
  • 掃除と私
    秋山博正 学校法人 作陽学園「2020年度 建学の精神レポート[掃除]」 2 -2 2021年01月
  • 投票、土下座、合掌
    秋山博正 (学校法人)作陽学園『2019年度 建学の精神 合掌』 2 -2 2020年04月
  • 死後世界としての彼岸の意義
    秋山 博正 (学校法人)作陽学園『建学の精神 彼岸』 1 -1 2019年01月
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(16)
    秋山 博正 平成30年度 道徳教育指導者養成研修【中国四国ブロック】研修のしおり 2018年08月 [招待有り]
  • 脚下照顧
    秋山 博正 日本道徳教育学会報 (53) 3 -3 2018年06月 [招待有り]
  • 私にとっての十字名号
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『建学の精神 十字名号』 2 -2 2018年03月
  • 「少子高齢化」打開への挑戦 ー岡山支部の現状と課題ー
    秋山 博正 日本道徳教育学会報 (49) 4 -4 2017年09月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(15)
    秋山 博正 平成29年度道徳教育指導者養成研修【近畿ブロック】研修のしおり 88 -95 2017年08月 [招待有り]
  • 仁恕の心と凡事徹底
    秋山 博正 岡山県立和気閑谷高等学校『平成27・28年度 道徳教育推進の取組』 2 -2 2017年03月 [招待有り]
  • 戒めとしての持戒
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『建学の精神 持戒』 3 -3 2017年01月
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(14)
    秋山 博正 平成28年度道徳教育指導者養成研修【中国・四国ブロック】研修のしおり 2016年08月 [招待有り]
  • 長尾地区とくらしき作陽大学
    秋山 博正 ふれあい長尾 (13) 2 -2 2016年07月 [招待有り]
  • 我が行は精進にして忍びて終に悔いざらん
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『2015年度 建学の精神 精進』 3 -3 2016年03月
  • Scholarship in Germany
    秋山 博正 BDK Fellowships in the World 76 -76 2015年12月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(12)
    秋山 博正 平成27年度道徳教育指導者養成研修【中国・四国ブロック】研修のしおり 2015年10月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(11)
    秋山 博正 平成27年度道徳教育指導者養成研修【近畿ブロック】研修のしおり 2015年07月 [招待有り]
  • 心の青石
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『2014年度 建学の精神 三毒の煩悩』 (13) 3 -3 2015年03月 [招待有り]
  • ラーニング・コモンズの利用状況と図書館の学修支援活動
    秋山 博正 主体的な学びのための教学マネジメントシステムの構築(平成26年度 事業報告書) 71 -72 2015年03月 [招待有り]
  • 図書館と大学教育改革
    秋山 博正 KSU高等教育研究センター「ニューズレター」 (5) 1 -1 2014年12月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(10)
    秋山 博正 平成26年度道徳教育指導者養成研修【九州ブロック】研修のしおり 2014年10月 [招待有り]
  • 空外先生と広島大学仏教青年会
    秋山 博正 (財)空外記念館誌『空外会報』 (33) 52 -54 2014年09月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(9)
    秋山 博正 平成26年度道徳教育指導者養成研修【中国・四国ブロック】研修のしおり 2014年08月 [招待有り]
  • 自力の果ての他力
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『2013年度 建学の精神 他力』 (12) 3 -3 2014年04月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(8)
    秋山 博正 平成25年度道徳教育指導者養成研修【東海・北陸ブロック】研修のしおり 2013年10月 [招待有り]
  • 図書館においでんせえ!
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学附属図書館報「りちぇるかーれ」 (54) 1 -1 2013年04月 [招待有り]
  • 私にとっての建学の精神の活用
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『2012年度 建学の精神 建学の精神を生かす』 (11) 3 -3 2013年04月 [招待有り]
  • 音楽系学科の定員未充足をめぐって
    秋山 博正 くらしき作陽大学ホームページ(現在は未掲載) 2013年01月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(7)
    秋山 博正 平成24年度道徳教育指導者養成研修【東海・北陸ブロック】研修のしおり 2012年08月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(6)
    秋山 博正 平成24年度道徳教育指導者養成研修【中国・四国ブロック】研修のしおり 2012年08月 [招待有り]
  • 私にとっての自利利他
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『20011度 建学の精神 私にとっての「自利・利他」』 (10) 3 -3 2012年04月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(4)
    秋山 博正 平成23年度道徳教育指導者養成研修【東海・北陸ブロック】研修のしおり 2011年10月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(3)
    秋山 博正 平成23年度道徳教育指導者養成研修【中国・四国ブロック】研修のしおり 2011年08月 [招待有り]
  • 菩薩道の実践
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『2010年度 建学の精神 私の菩薩道の実践』 (9) 3 -3 2011年04月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(2)
    秋山 博正 平成22年度道徳教育指導者養成研修【東海・北陸ブロック】研修のしおり 2010年11月 [招待有り]
  • 人間としての在り方生き方に関する教育の展開(1)
    秋山 博正 平成22年度道徳教育指導者養成研修【近畿ブロック】研修のしおり 2010年10月 [招待有り]
  • 布施と人間形成
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学『2009年度「建学の精神」にかえる -布施について-』 (8) 3 -3 2010年04月 [招待有り]
  • 秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽音楽短期大学研究紀要 43 (2) 1 -32 2010年
  • 忍辱と矜持
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学『2008年度「建学の精神」にかえる -忍辱について-』 (7) 4 -4 2009年05月 [招待有り]
  • Enhancement of Moral Education in Upper Secondary School: based on National Curriculum Standard for Upper Secondary School 2009
    Hiromasa AKIYAMA The Bulletin of Kurashiki Sakuyo University & Sakuyo Junior College of Music 42 (2) 1 -24 2009年
  • 遙かに遠い菩薩道
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学『平成20年度「建学の精神」にかえる』 (6) 6 -6 2008年04月 [招待有り]
  • 秋山 博正; 大來 尚順; 原田 和男 くらしき作陽大学・作陽短期大学研究紀要 41 (2) 1 -40 2008年
  • 秋山 博正; 大來 尚順; 原田 和男 くらしき作陽大学・作陽短期大学研究紀要 41 (2) 1 -16 2008年
  • Answer to the two Questions to Moral Education in Upper Secondary School
    Hiromasa AKIYAMA Chuto Kyoiku Shiryo (Materials for Secondary Education) 870 24 -29 2008年
  • 秋山 博正; 原田 和男; 松田 正典 くらしき作陽大学・作陽短期大学研究紀要 41 (1) 1 -32 2008年
  • 共に生きる
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学『平成19年度「建学の精神」にかえる』 (5) 4 -4 2007年04月 [招待有り]
  • 智慧と慈悲の所与性
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学『平成18年度「建学の精神」にかえる』 (4) 5 -5 2006年04月 [招待有り]
  • 菩薩とは誰のことか
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学『平成17年度「建学の精神」にかえる』 (3) 5 -5 2005年04月 [招待有り]
  • Realism Spirit in Shan-tao and its Historical Development
    Hiromasa AKIYAMA; Kazuo HARADA; Masanori MATSUDA The Bulletin of Kurashiki Sakuyo University & Sakuyo Junior College 38 (1) 1 -51 2005年
  • 「以和為貴」と「以礼為本」の精神
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学『平成16年度「建学の精神」にかえる』 (2) 6 -6 2004年04月 [招待有り]
  • 私は建学の精神をどのように理解しているか、それをいかに教育・研究に生かそうとしているか
    秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学『「建学の精神」にかえる』 (1) 11 -13 2003年07月 [招待有り]
  • Development of the Education for the Heart
    Hiromasa AKIYAMA The Bulletin of Kurashiki Sakuyo University & Sakiyo Junior College 36 (2) 43 -66 2003年
  • Speciality and Possibility in Moral Education
    Hiromasa AKIYAMA Moral and Education (The Jounal of Japan Moral Education Society) 310・311 153 -157 2002年
  • 秋山 博正 くらしき作陽大学・作陽短期大学研究紀要 33 (2) 1 -40 2000年
  • An Essay on Relation between Man and Thechnique - On our Attitude to Technique -
    Hiromasa AKIYAMA The Bulletin of Kurashiki Sakuyo University & Sakuyo Junior College 33 (1) 1 -22 2000年
  • 秩序の意義
    秋山 博正 山陽新聞「論」欄 9 -9 1999年05月 [招待有り]
  • 聞くことと話すこと
    秋山 博正 山陽新聞「論」欄 4 -4 1999年04月 [招待有り]
  • 学習への動機づけ
    秋山 博正 山陽新聞「論」欄 5 -5 1999年04月 [招待有り]
  • Fostering of being educated in Teacher Training
    Hiromasa AKIYAMA Moral and Education (The Journal of Japan Moral Education Society) 301 136 -141 1999年
  • Frustration as Turning Point in Process of Character Building - Shinran's Interpretation of “The Strong in the Rain”-
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Hiroshima Philosophical Society 49 61 -72 1997年
  • 図書館にまつわる -わが青春の軌跡-
    秋山 博正 作陽音楽大学・作陽短期大学図書館誌「み・ゆーず」 (17) 1 -1 1996年04月 [招待有り]
  • Teacher as Being to Be Educated - A Basic Attitude to Moral Education -
    Hiromasa AKIYAMA The Bulletin of Sakuyo Music College & Sakuyo Junior College 29 (2) 1 -24 1996年
  • Relationship between Equality, Inequality, and Discrimination - For Study of Equality -
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Ethical Studies (The Society for Ethics in Hiroshima University) 9 33 -48 1996年
  • Problem of Equality - A Practical Attitude toward Discrimination -
    Hiromasa AKIYAMA The Bulletin of Sakuyo Music College & Sakuyo Junior College 29 (1) 1 -20 1996年
  • 教師によるモラルへの問いの重要性
    秋山 博正 日本道徳教育方法学会誌『道徳教育方法研究』 (2) 103 -103 1996年 [招待有り]
  • 親鸞の教えの開顕に尽力 -「宗教」担当教員として-
    秋山 博正 作陽学園報 (30) 10 -10 1995年12月 [招待有り]
  • Problem of "Egocentricity" - An Introduction to Study of Shinran's Thought No. 2 -
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Hiroshima Philosophical Society 46 42 -55 1994年
  • On “Igi”Confusing “Shin” with “Satori” - Problems in the Article 15 of “Tan'ni-sho”-
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Ethical Studies (The Society for Ethics in Hiroshima University) 7 115 -124 1994年
  • S先生へのたより -自己中心性への問いを生きるー
    秋山 博正 (財)広島大学仏教青年会誌『無辺』 (7) 69 -74 1993年03月 [招待有り]
  • Preliminary Study of Self-releasing from Egocentricity - An Introduction to Study of Shinran's Thought No. 1 -
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Ethical Studies (The Society for Ethics in Hiroshima University) 6 89 -102 1993年
  • Criticism of "Theory of Mercy from an idealistic Standpoint" - On the Theory of Buddhistic Mercy in "Tan'ni-shoh" -
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Hiroshima Philosophical Society 44 56 -69 1992年
  • The Meaning of Sociality in“Tan'ni-shoh”
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Ethical Studies (The Society for Ethics in Hiroshima University) 5 35 -50 1992年
  • Character Building in Response to Value - Shamefeel as a Promoter of Insight into Value -
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Ethical Studies (The Society for Ethics in Hiroshima University) 4 53 -72 1991年
  • An inner Task of University - Study on W. v. Humboldt's Theory of University -
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Ethical Studies (The Society for Ethics in Hiroshima University) 1 59 -80 1988年
  • To Idea of University - An Elucidation of W. v. Humboldt's Theory of University -
    Hiromasa AKIYAMA The Annals of Ethical Studies (The Kansai Ethical Society) 18 75 -85 1988年
  • Introduction to Theory of "ought to (Sollen)" No. 2
    Hiromasa AKIYAMA The Bulletin of Hiroshima Kan'non Prefectural Senior High School 24 69 -86 1987年
  • Introduction to Theory of "ought to (Sollen)"
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Hiroshima Philosophical Society 37 87 -100 1985年
  • Geist and Leben in M. Scheler - according to Die Stellung des Menschen im Kosmos -
    Hiromasa AKIYAMA The Journal of Hiroshima Philosophical Society 36 69 -81 1984年

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2015年04月 -2018年03月 
    代表者 : 越智 貢; 池辺 寧; 加藤 尚武; 濱井 潤也; 山内 廣隆; 村若 修; 秋山 博正; 硲 智樹; 杉田 孝夫; 伊藤 潔志; 岡野 治子; 眞嶋 俊造; 上村 崇; 衛藤 吉則; 村田 貫信; 桐原 隆弘; 手代木 陽; 石崎 嘉彦; 石田 三千雄; 後藤 弘志; 上野 哲; 後藤 雄太
     
    私たちは2014年まで科学研究費補助金に基づき「和解」概念に焦点を当てた平和研究を行ってきた。本研究の目的は、そこで見いだされた「和解」概念に基づき、実践的な「平和」理論を構築することにある。この研究の特徴は、海外の研究者とともに、生命、環境、教育、政治、社会など様々な応用倫理分野を通して「平和」の横断的かつ学際的な研究を行うことにある。本研究の成果として、広島大学応用倫理学研究プロジェクト研究センターの研究誌『PRAXIS』や関連の著作が出版された。
  • 被教育者としての教師
    研究期間 : 1995年
  • 親鸞系思想を手がかりとする人間形成論
    研究期間 : 1995年
  • Study on Educator as Being to be educated
    研究期間 : 1995年
  • Study on Change-possibility of Egocentricity, according to Shinran.
    研究期間 : 1995年
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 1990年 -1990年 
    代表者 : 秋山 博正

委員歴

  • 2013年06月 - 現在   日本道徳教育学会   評議員
  • 2009年02月 - 現在   Oxford Round Table   Member of the Forum's Editorial Advisory Board
  • 2021年04月 - 2022年03月   大学コンソーシアム岡山   社会人教育委員会 副委員長
  • 2019年04月 - 2022年03月   文部科学省   「道徳教育の抜本的改善・充実事業」審査委員会委員
  • 2015年04月 - 2022年03月   倉敷市立玉島高等学校   学校評議員
  • 2019年09月 - 2021年08月   岡山県大学人権・同和教育懇談会   会長
  • 2018年11月 - 2020年09月   広島哲学会   副会長
  • 2017年04月 - 2017年08月   岡山県   岡山県教科用図書選定審議会委員
  • 2015年04月 - 2017年03月   広島哲学会   理事
  • 2008年04月 - 2013年03月   岡山県教育委員会「道徳教育について考える会」会長
  • 2002年04月 - 2013年03月   岡山県生活環境部「青少年問題を考え、行動する100人委員会」委員
  • 2002年04月 - 2008年03月   岡山県教育委員会「道徳教育推進協議会」会長
  • 2005年06月 - 2007年06月   音楽図書館協議会(MLAJ)   理事長

担当経験のある科目

  • 道徳教育論兵庫教育大学
  • 同和教育と人権教育兵庫教育大学
  • 人権の現代的課題就実大学
  • 道徳教育の理論および指導法岡山理科大学
  • 総合的な学習の時間の指導法くらしき作陽大学
  • 道徳の理論および指導法くらしき作陽大学
  • 道徳教育論(栄養教諭資格条件)くらしき作陽大学
  • 卒業研究くらしき作陽大学
  • 教養基礎くらしき作陽大学
  • 道徳教育の指導法くらしき作陽大学
  • 道徳教育の研究くらしき作陽大学
  • 宗教くらしき作陽大学
  • ドイツ語福山大学、呉高等工業専門学校
  • 哲学・思想史概論島根大学
  • 倫理学特講広島大学
  • 倫理学広島文教女子大学、広島修道大学、中国学園大学

社会貢献活動

  • 講演:道徳教育の原点
    期間 : 1996年11月08日 - 1996年11月08日
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 美作町立美作第一小学校
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 文部省指定「道徳教育推進校 研究発表会」

その他のリンク

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