日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2008年 -2011年
代表者 : 野上 智行; 出口 明子; 藤井 浩樹; 橋本 健夫; 稲垣 成哲; 川上 昭吾; 三宅 志穂; 溝邊 和成; 中山 迅; 小川 義和; 武田 義明; 竹中 真希子; 山口 悦司; 大黒 孝文; 楠 房子; 山本 智一
本研究の目的は,「サステナビリティ学」や「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development :略称ESD)」の射程から構想した新しいタイプの理科教師教育プログラムを開発し,評価することであった。そのために,神戸大学を拠点として,長崎大学,宮崎大学,大分大学,県立広島大学,愛知教育大学等の大学・大学院の科学教育・理科教育学と自然科学の研究者,国立科学博物館の研究者等が協同,連携し,学部レベル,大学院レベル,専門職大学院レベルの教師教育プログラム,さらには,現職教師を対象にした現職教育プログラムや博学連携プログラムの開発と評価に取り組んだ。その結果, ESDの観点から求められる教師教育プログラムのデザイン指針の策定,具体的なプログラム試案及び事例の提案をすることができた。