日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
研究期間 : 2016年04月 -2019年03月
代表者 : 伊藤 博之; 永田 智子; 宮田 佳緒里; 溝邊 和成; 奥村 好美; 森山 潤; 長澤 憲保; 吉水 裕也; 松本 伸示; 黒岩 督; 米田 豊; 吉田 和志; 山内 敏男; 中村 正則; 大西 義則
教職大学院においては、現職院生(教職に就きつつ派遣等で学んでいる大学院生)と学卒院生(教職に就く前に大学院で学んでいる院生)という教職経験や年齢等の異なる院生がともに学んでいる。この2つの集団を分けて教育するよりも、シナジー効果(相互の集団に働く相乗効果)が発揮できるように協働的に教育した方が効果的に授業力等を向上させられることが実証的に明らかになった。その際、各科目内で協働的な学びを仕組むことが大前提として必要である。(1年目の成果)さらに、関連する科目の間で意図的に連携を行うことでより成果が上がることが示された。(2・3年目の成果)