研究者総覧

海野 千畝子 ウンノ チホコ

所属部署臨床心理学コース
職名教授
メールアドレス
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生年月日
Last Updated :2024/10/01

研究者情報

学位

  • 教育学修士(静岡大学大学院教育学研究科)

J-Global ID

研究キーワード

  • 動物介在療法   子ども虐待対応臨床   

現在の研究分野(キーワード)

    日本小児精神神経学会, 2009, 200906,1, 1, 日本EMDR, 2010, 201005,1, 1, 日本小児精神神経学会, 2011, 201102,1, 1, 日本子ども虐待防止学会,201105,1, 1,

研究分野

  • 人文・社会 / 臨床心理学 / トラウマ回復支援領域

経歴

  • 2010年04月 - 現在  兵庫教育大学

学歴

  • 1998年03月 - 現在   静岡大学大学院教育学研究科修了   Graduate School of Education

所属学協会

  • 日本トラウマティックストレス学会   日本動物介在療法学会   日本EMDR学会   日本子ども虐待防止学会   日本小児精神神経学会   

研究活動情報

論文

  • 子ども虐待対応を教えるということ
    海野千畝子; 稲垣由子; 酒井佐枝子
    2010年11月 [査読有り]
  • HFPDDの母子例への対応
    浅井 朋子; 杉山 登志郎; 小石 誠二; 東 誠; 大河内 修; 海野 千畝子; 並木 典子
    小児の精神と神経 45 1 89 - 89 (一社)日本小児精神神経学会 2005年03月
  • 小児病院内の心療科入院治療病棟の実践報告
    小石 誠二; 杉山 登志郎; 浅井 朋子; 東 誠; 遠藤 太郎; 大河内 修; 海野 千畝子; 並木 典子; 河邉 眞知子; 服部 麻子
    小児の精神と神経 45 1 94 - 95 (一社)日本小児精神神経学会 2005年03月
  • HFPDDの母子例への対応
    浅井 明子; 杉山 登志郎; 小石 誠二; 東 誠; 大河内 修; 海野 千畝子; 並木 典子
    日本小児精神神経学会プログラム・抄録集 92回 23 - 23 (一社)日本小児精神神経学会 2004年11月
  • 小児病院内の心療科入院治療病棟の実践報告
    小石 誠二; 杉山 登志郎; 東 誠; 浅井 朋子; 遠藤 太郎; 大河内 修; 海野 千畝子; 並木 典子; 河邉 眞知子; 服部 麻子
    日本小児精神神経学会プログラム・抄録集 92回 25 - 25 (一社)日本小児精神神経学会 2004年11月
  • 被虐待児童に見られる自傷,怪我,かゆみに関する臨床的検討
    海野 千畝子; 杉山 登志郎; 加藤 明美
    日本小児精神神経学会プログラム・抄録集 92回 26 - 26 (一社)日本小児精神神経学会 2004年11月
  • 国試に出るかもしれない話題の疾患 児童虐待
    加藤 明美; 海野 千畝子
    クリニカルスタディ 24 14 1199 - 1199 (株)メヂカルフレンド社 2003年12月
  • 障害児,慢性疾患児の同胞の心のケアについて
    浅井 朋子; 杉山 登志郎; 大河内 修; 海野 千畝子; 並木 典子
    日本小児心身医学会プログラム・抄録集 21回 71 - 71 (一社)日本小児心身医学会 2003年09月
  • こども虐待をめぐる排泄障害に関する臨床的検討
    海野 千畝子; 杉山 登志郎; 浅井 朋子; 大河内 修; 並木 典子
    小児の精神と神経 43 3〜4 256 - 256 (一社)日本小児精神神経学会 2003年09月
  • 心身症として扱われていたアスペルガー症候群
    浅井 朋子; 杉山 登志郎; 並木 典子; 海野 千畝子; 大河内 修
    小児の精神と神経 43 3〜4 258 - 259 (一社)日本小児精神神経学会 2003年09月
  • 養護施設入所児の問題行動に影響を与える因子に関する調査研究
    杉山 登志郎; 海野 千畝子; 並木 典子
    日本児童青年精神医学会総会抄録集 43回 121 - 121 (一社)日本児童青年精神医学会 2002年11月
  • 育児支援外来を受診した児童79名の臨床的検討
    浅井 朋子; 杉山 登志郎; 並木 典子; 海野 千畝子; 大河内 修
    小児の精神と神経 42 3 220 - 221 (一社)日本小児精神神経学会 2002年09月
  • 【トラウマ(外傷)と精神医療】児童虐待
    杉山 登志郎; 海野 千畝子; 並木 典子
    最新精神医学 7 4 329 - 337 (株)世論時報社 2002年07月
  • 育児支援外来を受診した児童40名の臨床的検討
    浅井 朋子; 杉山 登志郎; 並本 典子; 海野 千畝子; 大河内 修
    日本小児精神神経学会プログラム・抄録集 87回 18 - 18 (一社)日本小児精神神経学会 2002年06月

書籍

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 森 茂起; 安梅 勅江; 田中 究; 福井 義一; 海野 千畝子; 徳山 美知代; 遠藤 利彦; 西澤 哲; 北川 恵
     
    A)子育ち環境・物理的環境も含めた生育環境と子どもの「関わり」に関しては、HOMEによる評価を、児童期および里親家庭に拡張する計画を検討した。新たな協力施設の候補を挙げ、次年度以降の実施の準備を行った。すでに行った児童養護施設における環境評価データをもちいた論文を国際誌に投稿し、1件が掲載に至った。 B)対人関係に関する研究のうちアタッチメント研究では、第1に、幼児対象のアタッチメント障害尺度(D型の評価も可能なもの)を乳児院、児童養護施設、里親家庭の社会的養護制度で子どもを養育している養育者および尺度の信頼性を確認するための保育園で実施した。第2に、児童期アタッチメントの評価技法であるMCASTの評価資格者を国内で育てるため、実施経験者が集い、実施場面(子どものドールプレイ場面)を視聴し共同評定する研究会を開催した。また、国際資格(開発者の認定する資格)取得の計画を立てた。研究の位置付けを確かなものにするため、外部アタッチメント研究者を招聘した研究会を開催し、アタッチメントに関する理解を深めた。また、近年のアタッチメント研究について情報交換するため海外学会に参加し、生物学的母親のみに焦点を当てる研究から、父親あるいは、血縁関係のない親とのアタッチメントに視野を広げて議論がされていることを確認した。生物学的親以外の養育者の役割に焦点を当てている本研究の意義が再確認された。 「対人態度」「対人情動認知」に関しては、前年度に実施した調査結果に基づいて国際誌に投稿した論文が1件掲載に至った。「情動認知」の潜在連合テスト(IAT)による測定については、社会的養護の子どもへの実施に先立ち、一般対象者の評価研究を進めた。 C)環境要因の測定方法に関しては、準備的議論を行った。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2012年04月 -2017年03月 
    代表者 : 森 茂起; 安梅 勅江; 田中 究; 福井 義一; 海野 千畝子
     
    児童養護施設で暮らす子どもの諸問題の成因を明らかにするため、入所前の育ち環境、施設の子育ち環境を評価する試みを行った。そのため、施設の成育環境を評価する手法を開発した。後の国際比較、家庭環境との比較も考え、海外で開発された家庭養育環境評価尺度、Home Observation for Measurement of Environment (HOME)の前思春期版に基づき、施設養育環境評価尺度の日本語版を作成し、施設環境の評価を行った。その結果から、施設の制度よりもHOMEで測定される環境要素が成長に影響しているなどの結果が得られた。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的萌芽研究
    研究期間 : 2012年04月 -2014年03月 
    代表者 : 海野 千畝子
     
    本研究では,情緒障害児短期治療施設の被虐待児童を対象とした動物介在療法(ドッグプログラム)を愛着形成という側面から臨床的に検討した。ドッグプログラム前後において児童の情緒と行動の様相を比較した。 結果,本来の施設側の治療に加えてドッグプログラムを行った介入群の児童らと施設側の治療のみの介入無群の児童らとの群間比較で, 児童らの愛着形成を阻害する解離症状の数値は,介入群がドッグプログラム前後で有意な差を認めた。犬との安全な皮膚接触を通した触れ合いを含むドッグプログラム(DOG-P)が,被虐待児童らの解離された感覚を統合し,必要な愛着形成を促進することが示唆された。

その他のリンク

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