山崎 宣次; 森広 浩一郎; 掛川 淳一; 中間 玲子; 小川 修史; 加藤 直樹; 日比 光治; 興戸 律子
年会論文集 2013年 日本教育情報学会
小学校の校務の中で通知表の所見を書くことは教師にとって非常に負担となっている.そこで,通知表等の所見の書き方について教師にアンケートを行った.その結果,所見をどのように書いたら良いかは,教員養成としての大学教育では扱われていないばかりか,教育現場においても具体的な所見の書き方の指導はほとんど行われておらず,各自で学ぶことが多いという現状が分かった.教師として児童に適切な所見が書けるようになる教師のキャリア形成の視点で現状の問題点を指摘し,今後のあり方をさぐる.