研究者総覧

松田 充 マツダ ミツル

所属部署教員養成・研修高度化センター
職名准教授
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2025/05/16

研究者情報

学位

  • 博士(教育学)(広島大学)
  • 修士(教育学)(広島大学)

科研費研究者番号

  • 80845991

J-Global ID

研究キーワード

  • 授業研究   ドイツ教授学   教育方法学   教育学   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学 / 教育方法学

経歴

  • 2024年04月 - 現在  兵庫教育大学教員養成・研修高度化センター准教授
  • 2022年04月 - 2024年03月  兵庫教育大学教員養成・研修高度化センター講師
  • 2019年04月 - 2022年03月  広島大学大学院教育学研究科助教
  • 2018年07月 - 2019年03月  フレンスブルク大学教育科学部客員研究員
  • 2018年04月 - 2019年03月  日本学術振興会 特別研究員(PD)
  • 2017年04月 - 2018年03月  日本学術振興会 特別研究員(DC2)
  • 2016年04月 - 2017年03月  広島市立看護専門学校 非常勤講師

学歴

  • 2015年04月 - 2018年03月   広島大学   大学院教育学研究科   博士後期課程
  • 2013年04月 - 2015年03月   広島大学   大学院教育学研究科   博士前期課程
  • 2009年04月 - 2013年03月   広島大学   教育学部   第五類教育学系コース

所属学協会

  • 日本教育社会学会   日本教師教育学会   日本カリキュラム学会   日本教育学会   The World Association of Lesson Studies   日本教育方法学会   中国四国教育学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • Terhart, Ewald; 松田, 充; 宮本, 勇一; 熊井, 将太 春風社 2024年12月 ISBN: 9784861109706 260p
  • (担当:分担執筆範囲:教育の市場化(p.11)、他者(p.18))学文社 (GAKUBUNSHA) 2024年10月 ISBN: 4762033812 368
  • 溝邊和成; 松田雅代; 永井毅; 長田悠佑 (担当:分担執筆範囲:コラム ドイツの教育制度と探究の学習 pp.290-295)三学出版 2024年09月
  • 松本剛; 隈元みちる; 徳島 祐彌; 松田充; 宮田佳緒里; 山中一英; 尾前賢哉; 森本哲介; 伊藤博之; 田原春幸誠; 竹西亜古; 三宅浩司; 谷田増幸; 今川美幸; 淀澤勝治; 門脇大輔 (担当:共著範囲:学習指導と生徒指導の統合-兵庫教育大学大学院教育方法・生徒指導マネジメントコースにおける学び-(pp.13-39)))ジアース教育新社 2024年03月
  • 松田 充 広島大学出版会 2023年03月 ISBN: 4903068641 275
  • 松田充; 佐藤雄一郎 (担当:共著範囲:批判理論と学習集団)溪水社 2023年
  • Grenzen auflösen - Grenzen ziehen. Grenzbearbeitungen zwischen Erziehungswissenschaft, Politik und Gesellschaft.
    Mitsuru Matsuda; Yuichi Miyamoto; Kazuhisa Ando; Yuka Fujiwara; Masako Aso; Nariakira Yoshida (担当:共著範囲:Grenzbearbeitungen zwischen Entwicklung und qualitativer Analyse von Unterrichtdurch Jugyo Kenkyu .)Barbara Budrich 2023年 226 123-140
  • 教育の未来デザイン:「コロナ」からこれからの教育を考える
    広島大学教育ヴィジョン研究センター(EVRI; 草原和博; 吉田成章 (担当:共著範囲:11章4節 オンデマンド講義と対面・オンラインのハイフレックス講義のハイブリッド実践の試み)2022年06月
  • Unterrichtsforschung und Unterrichtspraxis im Gespräch. Interkulturelle und interprofessionelle Perspektiven auf eine Unterrichtsstunde
    Nariakira YoshidaMitsuru; MatsudaYuichi MiyamotoAsuka MatsuuraKazuhisa AndoSerina SakuraiMakoto NinomiyaYuka FujiwaraYue Ming (担当:共著範囲:Strukturierung des;Unterrichts anhand der Lehrer:innenfragen. Perspektiven der Jugyo Kenkyu)Klinkhardt 2022年 138 67-86
  • 教育方法と技術・教育課程
    樋口直宏; 吉田成章編(分担箇所:「ICTを活用した授業づくりについて説明しなさい」他3項目) 協同出版 2021年06月
  • Lesson Study-based Teacher Education: The Potential of the Japanese Approach in Global Settings
    Kim Jongsung; 川口広美; 岩田昌太郎; 吉田成章(Ch. 2.The Landscape of Lesson Study: A Methodology for Teachers’ Professional Development and Educational Research.) (担当:範囲:Ch. 2.The Landscape of Lesson Study: A Methodology for Teachers’ Professional Development and Educational Research.)Rutledge 2021年06月
  • 教員養成を担う―「先生の先生になる」ための学びとキャリア―
    丸山恭司; 尾川満宏; 森下真美編 (担当:分担執筆範囲:7章2節 プラクティカムの実施、およびその記録と解釈)溪水社 2018年02月
  • 教授学と心理学の対話―これからの授業論入門―
    ハンナ・キーパー; 吉田成章編著 (担当:分担執筆範囲:第3章2節 日本における授業研究の展開:「日本型教授学モデル」として、第6章2節 授業の観察、記録と解釈:論点と課題)溪水社 2016年10月

講演・口頭発表等

作品等

MISC

  • 低学力生徒のための促進戦略の特質
    中山あおい; 松田充; 久田敏彦 PISA後のドイツにおける学力向上政策と教育方法改革 165 -173 2017年03月
  • 「確かめたくなる不思議」から始まる理科
    松田充 東広島市三津小学校平成27年度研究紀要 40 -40 2016年02月
  • 部落差別にかかわる教科書記述の変遷に関する研究
    松田充 広島の教育史学 (5) 54 -76 2015年03月
  • グルーシュカ氏の「授業の教育学的再構成」プロジェクトの意義と背景―グルーシュカ氏との会話と企画への参加から見えてきたこと―
    松田充 日本の授業研究の再評価と教育方法学の展望:ドイツ教授学との対話 83 -83 2014年10月

受賞

  • 2024年10月 日本教育方法学会 研究奨励賞
     「学校教育における承認の可能性―K.ストヤノフの人間形成論を手がかりに―」『教育方法学研究』第48巻、1-12頁

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2028年03月 
    代表者 : 熊井 将太; 松田 充; 宮本 勇一; 田中 怜; 市川 和也
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2027年03月 
    代表者 : 松田 充
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2026年03月 
    代表者 : 吉田 成章; 馬場 卓也; 宮本 勇一; 福田 敦志; 丸山 恭司; 草原 和博; 安藤 和久; 川口 広美; 金 鍾成; 松田 充; 岩田 昌太郎
     
    2022年度の研究実績は次の三点に集約される。 第一に、国際的な共同研究プラットフォームを構築・発展させたことである。具体的には、3回のオンラインセミナーの開催を通じて、オランダの授業研究者との共同研究体制を構築することができた。また、WALS(世界授業研究学会)への参加・発表を通じて、世界的なLesson Studyに取り組む研究者・実践家との研究交流を進めることができた。ドイツ・アフリカ・北米地域の研究者とも継続的かつ発展的に研究交流を行うことができた。 第二に、国内の共同研究プラットフォームを構築・発展させたことである。具体的には、日本教育学会および日本教育方法学会にてラウンドテーブルを開催し、世界的な視野で授業研究に取り組んでいる日本の研究者、そして実践家も含めた「授業研究」という営みそのものに関心をよせる研究者・実践家との交流を組織することができた。この取組は連続シリーズとして2023年度以降も継続していく予定である。 第三に、インターネット上に構築する国際授業研究アーカイブ(International Lesson Study Archive: ILSA)の構想に取り組んだことである。他の国・地域および国際的な授業研究アーカイブの動向と状況を整理した上で、本アーカイブに搭載する授業の記録および授業研究の記録をとることができた。2023年度以降のILSAの構築およびその運用に向けて、研究を発展させていく予定である。
  • 公益財団法人教科書研究センター:
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 松田充 森山潤 永田智子 別惣淳二 澤山郁夫 鳴海智之
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
    研究期間 : 2022年10月 -2026年03月 
    代表者 : 吉田 成章, 福田敦志, 松田充, 宮本勇一
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 杉田 浩崇; 白石 崇人; 浅川 淳司; 熊井 将太; 岡花 祈一郎; 大下 卓司; 松田 充; 間篠 剛留
     
    本研究の核心となる問いは、「20世紀初頭の教員養成と教師の専門職化の過程でどのように教育に関わる科学(心理学や生理学、遺伝学等)が展開され、教育学とその周辺領域が再編成されたのか」である。本年度は教員養成や教師の専門職化をめぐる議論に注目し、調査・検討を行った。 日本教育方法学会第59回大会(慶應義塾大学、2023年10月14日)では、ラウンドテーブル「20世紀初頭における教職の専門性と教育研究/教育科学の模索」を企画し、米国とソビエトの教員養成において、広く教育に関わる職業の専門職性やその専門的資質・能力の養成がどのように問われ、規定されたのかを検討した。アメリカの教育科学化が進められる中で教職員組合の中で教員がどのように自らの専門性を捉え発信していたのか、ソビエトにおいて児童学の成立がどのように児童学者を定義づけていたのか、隣接領域であるソーシャル・ワーカーの専門職養成の変遷はどのようであったのか等が報告された。指定討論者からは教職の専門職化が進むことと専門職自身の自律化が連動するわけではない点が指摘され、次年度以降の研究発展の示唆を得た。 また、アメリカ・シカゴ大学やコロンビア大学、デンバー大学、フランス国立公文書等を訪問するなどして、当時の教員養成や学問領域間を渡って使われたinterest概念の広がりに関する資料等を得ることができた。 研究成果の一部は、日本教育方法学会第59回大会の課題研究(2023年10月15日)での提案、北京師範大学で開催されたInternational Conference on Evidence-based Education(2023年11月18日)の招待講演、History of Education Society (UK) の機関誌History of Educationなどで発表された。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2021年04月 -2025年03月 
    代表者 : 杉田 浩崇; 白石 崇人; 岡花 祈一郎; 浅川 淳司; 熊井 将太; 大下 卓司; 間篠 剛留; 松田 充
     
    本研究の核心となる問いは、「20世紀初頭の教員養成と教師の専門職化の過程でどのように教育に関わる科学(心理学や生理学、遺伝学等)が展開され、教育学とその周辺領域が再編成されたのか」である。核心となる問いに答えるべく、本研究では、①実証的な科学が台頭し、教育政策に影響を及ぼした20世紀初頭に焦点を絞り、②生徒の選抜や個性に応じた教育、中等学校教員養成といった実際的な教育問題に応答する中で、教育学関連領域がどのように再編成されたのかを③教員養成や教師の専門職化をめぐる議論に注目することで明らかにする。 研究は、20世紀初頭における実際の教育問題、高等教育政策、教員養成制度の変遷を俯瞰的に検討するグループと、各国の教育学およびその周辺領域の再編成過程を調査・探究するグループに大きく分け、年度ごとに研究を進める。 本年度は共同研究の土台をつくるべく、2021年9月21日(火)に第一回(オンライン)、2022年3月4日(金)に第二回(広島市およびオンライン)、2022年3月31日に第三回(オンライン)の研究会を実施した。 研究成果としては、「教育において「エビデンスに基づく(エビデンス・ベース)」とはどういうことか?」(杉田浩崇、『教育研修』9月号、2021年)や「エビデンスオンラインセミナー」講師(杉田浩崇・熊井将太、エビデンスに基づく教育研究会、2021年12月20日)で広く教育関係者に研究成果を発信するとともに、杉田が教育哲学会第64回大会課題研究「「データ駆動型社会」における教育哲学の課題:これからの教育にとって「データ」「情報」「知識」はどのような意味をもつのか」に登壇した。また、熊井は、中国四国教育学会第73回大会(2021年11月29日)において「『教育の心理学化』に関する学説史的研究」と題した発表を行い、近代心理学および近代教育学の成立期における両者の関係を整理した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 宮田 佳緒里; 溝邊 和成; 伊藤 博之; 山中 一英; 別惣 淳二; 松田 充; 奥村 好美
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 若手研究
    研究期間 : 2021年04月 -2024年03月 
    代表者 : 松田 充
     
    本研究の目的は、授業実践の研究を記録、分析、解釈という三つの段階に区分し、ドイツの授業研究と対照しながら、それぞれの方法について検討することで、授業研究の研究方法論を明らかにすることである。 ドイツにおける授業研究では様々な質的な研究方法論が用いられる。それぞれの方法論の差異は、分析方法にだけではなく、その分析を支える記録にも表れる。そこで研究初年度となる2021年度は主に授業記録のあり方について、N.Rickenの談話分析に着目した授業研究と、A.Baltruschatの教授学的授業研究について検討を行った。 Rickenによる談話分析を用いた授業研究では、授業記録の作成方法に詳細なルールが定められており、誰が作成しても同じ記録となることが目指さされていた。対して、Baltruschatの教授学的授業研究では、むしろBaltruschat自身の教授学研究を反映させながら、ビデオ記録のズーム機能や、発話記録の中での教室の雰囲気の記述などが行われ、自身にしか作成されえない記録が作成されている。これは、Baltruschatが特定の授業研究の研究方法論を用いるのではなく、「教授学的な解釈」を行うことを授業研究の主眼に置いているからである。 日本の授業研究に比して、授業研究の科学性や実証性を重視するドイツの授業研究では、授業記録の作成、その分析と解釈、それぞれの方法が精緻化されており、独立性が高いことを想定していた。明示的な方法論を用いるRickenとそれを行わないBaltruschat、それぞの授業研究の比較分析から、授業実践の研究を記録、分析、解釈という三つの段階に区分することが可能である場合とそうではない場合があることが示唆された。
  • 教員のキャリア発達を促進する研修の成果・効果測定と評価システムの構築 -中堅・ベテラン教員の研修ニーズと自治体教員政策の多様性に着目して-
    文部科学省:教員研修の高度化に資するモデル開発事業
    研究期間 : 2023年04月 -2024年03月 
    代表者 : 三浦 智子; 吉水 裕也; 秋光 恵子; 澤山 郁夫; 松田 充; 淺野 良一
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
    研究期間 : 2019年06月 -2022年03月 
    代表者 : 吉田 成章; 森田 愛子; 米沢 崇; 松本 仁志; 永田 良太; 松田 充; 草原 和博; 齊藤 一彦; 竹下 俊治; 間瀬 茂夫
     
    本研究では、「高校教職ポートフォリオ」の取組によって、教科と総合とのカリキュラム接続および高大接続カリキュラムの提供によって、教職の高度化に資することを明らかにした。また、大学の「教職ポートフォリオ」に関する取組によって、自身の「教育観」の形成と刷新を意識したポートフォリオの蓄積とその省察によって、教職の高度化に資することを明らかにした。その上で、大学院の「教職教育ポートフォリオ」に関する取組によって、自身の「教育観」を意識したプラクティカムの省察と個人個人の教育学研究の課題・テーマと連動させたポートフォリオの作成が、教職の高度化に資することを明らかにした。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 研究活動スタート支援
    研究期間 : 2019年08月 -2021年03月 
    代表者 : 松田 充
     
    本研究は、授業研究における授業記録の機能と役割を明らかにすることを目的としている。2021年度は、この目的に向けて主に二つのことに取り組んだ。一つは、ドイツの実証的な授業研究の中で用いられる研究方法論とそれに対応した授業記録の作成方法である。ドイツでは授業研究の中で様々な質的な研究方法論が用いられている。特に談話分析を研究方法論として用いるN.Rickenの授業分析について検討し、その成果を日本教育学会において研究発表を行った。さらに日本教育方法学会において、A.Baltruschatが取り組む教授学的授業研究について、その授業記録のあり方に分析の視点がどのように反映されているのかを分析し、その成果を発表した。 もう一つは、授業研究アーカイブに保存されている授業記録の活用方法である。2020年度に行ったドイツにおける授業研究アーカイブの設置状況を下敷きに、授業研究アーカイブに保存されている授業記録が教師教育の文脈においてどのように用いられているのかを実践報告をもとに分析を行った。教師教育における授業記録の活用の方向性は大きく二つに分かれる。一つは、授業記録をもとに教育実践を批判的に分析するものであり、もう一つは、授業記録に表れる教師の教授行為や学習行為を分析することで、実践的な力量の形成につなげようという方向性である。前者については、主に社会学的な研究方法論を基礎にした授業研究と関連しており、後者は、心理学的な授業研究と関連していることを指摘した。この成果は中国四国教育学会において発表した。
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
    研究期間 : 2017年04月 -2021年03月 
    代表者 : 丸山 恭司; 吉田 成章; 桑山 尚司; 松田 充; 竹内 伸一; 久恒 拓也
     
    研究代表者と研究分担者は次の3つのサブセクションに関わって理論研究及び調査研究を進めた。すなわち、(1) 教職課程研究と教職課程担当教員養成、(2)専門職の養成・研修方法としてのケースメソッド開発、(3)授業研究を中心とした教師教育者研修プログラムの開発と実践、である。さらに、これらについて、内外の研究者を訪問もしくは招聘し今後の研究の調整を図った。 具体的には、まず(1)について、広島大学大学院教育学研究科の博士課程後期にて実施している「教職課程担当教員養成プログラム」の運用に関わりながら、引き続き広島大学における教職課程を履修している大学生を対象に教職課程の意識調査を大学院生とともに行い、その成果を中国四国教育学会において発表するとともに報告書にまとめた。また、プログラムの10年間の成果を書籍として出版した。次に(2)について、ミネソタ大学からカンタベリー大学に異動した海外協力研究者のM.サトー氏と今後の研究の進め方について他用務にて来日中に東京で協議した。また、国内大学の研究者と連携しながら、教育学領域におけるケースメソッド教育の普及・検証を、道徳教育とスクールリーダー養成の2分野において進め、学会等での成果発表ならびに研修会等で実施・検証を行った。(3)については、ライプツィヒ大学との共同研究を進め、広島大学にて報告会を開催するとともに、北京師範大学で開催されたWorld Association of Lesson Studiesにおいて発表した。海外との協力連携については、上記に加え、カンボジアで開催されアジア教育学会において、カンボジア教育省担当官、王立プノンペン大学教育学部長、JICA支援担当者らとともにシンポジウムを開催し、教師教育者の養成・研修を必要とする背景を報告し、その方策を探った。
  • 日本学術振興会:特別研究員(DC2)
    研究期間 : 2017年04月 -2019年03月 
    代表者 : 松田充

担当経験のある科目

  • 教育実践の省察と分析兵庫教育大学
  • 教育課程及び教育方法の理論と実践順天堂大学
  • 実地教育Ⅰ~Ⅷ兵庫教育大学
  • 授業研究の理論と実践兵庫教育大学教職大学院
  • 学習指導と授業デザイン兵庫教育大学教職大学院
  • 教育方法学山口大学
  • 教育課程論広島大学
  • 教育方法技術論広島大学
  • 教職入門広島大学
  • 教育方法学岡山大学
  • 教育方法学特講広島大学
  • カリキュラム・マネジメントの理論と実践広島大学
  • 大学教員養成講座広島大学
  • 教育方法論安田女子大学
  • 教育学広島市立看護専門学校

社会貢献活動

  • 三木市立教育センター研究グループ制度推進委員会委員
    期間 : 2023年 - 現在
    役割 : 助言・指導
  • 公益財団法人教科書研究センター「みらい教育セミナー」講師
    期間 : 2024年08月21日
    役割 : 講師
    主催者・発行元 : 公益財団法人教科書研究センター
  • 期間 : 2024年08月04日
    役割 : 講師
    種別 : セミナー・ワークショップ
    主催者・発行元 : 兵庫教育大学
  • 長春大学「日本の幼児絵本」客員講師
    期間 : 2024年03月
    役割 : 講師
  • 三木市立口吉川小学校自主公開研究会
    期間 : 2023年10月
    役割 : パネリスト
  • 長春大学「日本の教育事情」客員講師
    期間 : 2022年03月
    役割 : 講師
  • 広島県立庄原格致高等学校校内研修会講師
    期間 : 2021年07月
    役割 : 講師
  • 長春大学「日本の教育事情」客員講師
    期間 : 2021年02月
    役割 : 講師
  • 広島県立庄原格致高等学校「教育学」出前授業
    期間 : 2020年07月
    役割 : 講師
  • 長春大学「日本の教育事情」客員講師
    期間 : 2020年02月
    役割 : 講師
  • 広島県庄原格致高等学校公開授業研究会講師
    期間 : 2019年10月
    役割 : 講師

その他のリンク

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