日本学術振興会:科学研究費助成事業
研究期間 : 2007年 -2008年
代表者 : 吉國 秀人
日本語母語者の学生を対象に,英語のルールを学習する場面を取り上げ,3つの研究を行った。主たる結果として,1.母語に関連する素朴理論からの干渉がおこること2.予想活動及び理由説明文を取り入れた援助法が,母語に関連する素朴理論からの干渉を抑制する効果が見られること3、素朴理論が抑制され,ルールに基づいた課題解決が正しくなされる場合には,7つの過程からなる認知プロセスモデルが想定されることが,示された。