日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(B)
研究期間 : 2010年 -2012年
代表者 : 永田 忠道; 片上 宗二; 木村 博一; 角田 将士; 釜本 健司; 小田 泰司; 福田 喜彦
本研究では,日本と韓国の社会科教育史研究者の共同研究体制によって,両国における市民性が,学校教育の中で過去にどのように育成されてきたか,そして現在ではどのように形成されようとしているかを,両国のカリキュラムと授業実践を中心に他国の動向も視野に入れながら,比較と歴史の視点から解明を行い,その知見を活用した両国共通の新たな市民性カリキュラム開発の視点を明示した。