研究者総覧

別惣 淳二 ベッソウ ジュンジ

所属部署小学校教員養成特別コース
職名教授
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2025/04/12

研究者情報

学位

  • 修士(教育学)(広島大学)
  • 博士(学校教育学)(兵庫教育大学)

J-Global ID

プロフィール

  • 実習生の反省的力量の形成と職能発達との関係に注目し、教育実習における実習生の学びの過程とその成果について研究している。そうした研究成果をもとに本学の実地教育カリキュラムや実地教育の事前事後指導について改善を図っていきたい。

研究キーワード

  • 教育実習   教員養成   教育経営学   教師教育   Educational Administration   Teacher Education   

研究分野

  • 人文・社会 / 教育学 / 教育経営学
  • 人文・社会 / 教育学 / 教員養成論

経歴

  • 2018年04月 - 現在  兵庫教育大学大学院学校教育研究科教授
  • 2007年04月  兵庫教育大学大学院学校教育研究科 准教授Graduate School of Education
  • 2006年04月  兵庫教育大学大学院学校教育研究科 助教授Graduate School of Education
  • 2002年04月  兵庫教育大学学校教育研究センター 助教授Center for School Education Research
  • 1998年04月  兵庫教育大学学校教育研究センター 助手Center for School Education Research
  • 1997年04月  旭川荘厚生専門学院 専任教員

学歴

  • 1991年04月 - 1996年03月   広島大学   大学院教育学研究科
  • 1987年04月 - 1991年03月   岡山理科大学   理学部

所属学協会

  • 中国四国教育学会   日本教育工学会   日本教育方法学会   日本教育経営学会   日本教師教育学会   日本教育学会   大学教育学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 理工系学生のための教科教育法入門
    (担当:分担執筆範囲:)北大路書房 2020年06月
  • 子どものために「ともに」歩む学校,「ともに」歩む教師を考える
    あいり出版 2019年
  • 教員養成と研修の高度化―教師教育モデルカリキュラムの開発にむけて―
    ジアース教育新社 2014年
  • 小学校教師に何が必要か―コンピテンシーをデータから考える―
    東京学芸大学出版会 2013年
  • 教員養成スタンダードに基づく教員の質保証―学生の自己成長を促す全学的学習支援体制の構築―
    ジアース教育新社 2012年

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2024年04月 -2029年03月 
    代表者 : 須田 康之; 清水優菜; 山中一英; 石野秀明; 別惣淳二
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業
    研究期間 : 2022年04月 -2025年03月 
    代表者 : 宮田 佳緒里; 溝邊 和成; 伊藤 博之; 山中 一英; 別惣 淳二; 松田 充; 奥村 好美
  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2020年04月 -2024年03月 
    代表者 : 別惣 淳二
     
    令和3年度の研究は、まず、教員養成課程で学ぶ学生を対象に1年次から順次縦断的に実施した質問紙調査の記述を分析し、学部4年間における教師像と資質能力観の変化を示す。次に、学生の履修カルテの記述を分析することによって、学部4年間における体験と省察の往還としての学びの実態を示す。最後に、体験と省察の往還という観点から、学生の教師像と資質能力観の形成過程に見られる特徴を明らかにすることで、学部4年間の学生の学びを支援するために大学が留意すべき点を示唆する。 1点目の成果は、体験と省察の往還という観点から、教員養成課程における学生の教師像と資質能力観の形成過程を直線的な成長・発達プロセスではなく、過去と未来の間で行きつ戻りつしながら変化していく過程として明らかにした点である。 2点目の成果は、学生の教師像と資質能力観の形成過程に見られる共通性と多様性を明らかにした点である。共通性として明らかになったのは、教師像の変化の基盤には子どもとの関わりや子ども理解が存在しているという点である。その一方で、体験に含まれるものや、そこから学んでいる内容は多様である。体験は教育実習ばかりでなく、卒業研究やフィールドワークなどの探求活動も含まれていた。 3点目の成果は、学生の教師像と資質能力観の形成過程には、過去の教育体験が連続的に保持される過程と、ある出来事をきっかけにして非連続的に変化する瞬間がある、ということを示した点である。 最後に、体験と省察の往還という観点から、学生の学びを支援する方策としては、リフレクション関連科目や教育実践の事例研究等を充実させるために、過去の教育体験を記述しつつ意味づける作文が重要である。学生が教育実習で観察した事実やエピソードは実習記録に記される。それをもとにしたリフレクションの授業では、学生が話題にしない点を大学教員が学問的な知見から補う必要がある。
  • 教職キャリア発達の観点から見た現代の教員に必要な資質能力に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費助成事業(学術研究助成基金助成金)
    研究期間 : 2011年04月 -2014年03月 
    代表者 : 古川雅文
  • 幼稚園教員養成スタンダーズに基づく実習評価基準の開発とその活用に関する研究
    日本学術振興会:科学研究費補助金
    研究期間 : 2008年04月 -2010年03月 
    代表者 : 別惣淳二

委員歴

  • 2023年 - 現在   三田市生涯学習審議会委員
  • 2017年 - 現在   日本教師教育学会   地方区理事
  • 2020年 - 2024年   嬉野台生涯教育センター   うれしの台ユースセミナー運営委員

担当経験のある科目

  • クラスセミナー兵庫教育大学
  • 実地研究Ⅱ兵庫教育大学
  • 実地研究Ⅰ兵庫教育大学
  • インターンシップ兵庫教育大学
  • 実地研究リフレクションセミナー兵庫教育大学
  • 教師発達とメンタリング兵庫教育大学
  • 教育の歴史と教育理論の展開兵庫教育大学
  • 教職実践演習兵庫教育大学
  • 教育方法論兵庫教育大学
  • 教師発達論兵庫教育大学
  • 教職原論兵庫教育大学
  • 教育総合演習兵庫教育大学
  • 実地教育諸科目兵庫教育大学
  • 教育実践者の専門的な思考形式とその知識基盤兵庫教育大学
  • 教育実践研究兵庫教育大学
  • 教育実地基礎研究Ⅱ(研究法の研究)兵庫教育大学
  • 教育実地基礎研究Ⅰ(レポート作成法の研究)兵庫教育大学

社会貢献活動

  • 社会貢献活動
    役割 : 講師
    種別 : 出前授業
    主催者・発行元 : 平成29年度兵庫県立三田西陵高等学校
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 特別非常勤講師「教育入門Ⅱ」(小学校教員の資質について)
  • 社会貢献活動
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 平成22年度兵庫県立洲本高等学校
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 「授業改善に関する研修会」
  • 社会貢献活動
    役割 : 講師
    種別 : 講演会
    主催者・発行元 : 令和5年度南あわじ市小中学校教頭会 研修会
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 「教育実習生への指導法について」

その他のリンク

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