研究者総覧

竹口 智之 タケグチ トモユキ

所属部署言語系教科マネジメントコース
職名准教授
メールアドレス
ホームページURL
生年月日
Last Updated :2025/04/12

研究者情報

学位

  • 博士
  • 言語コミュニケーション文化

科研費研究者番号

  • 80542604

J-Global ID

研究キーワード

  • 言語政策   社会言語学   複線径路等至性アプローチ   エピソード記述   ライフ・ストーリー   修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ   M-GTA   TEA   日本語教育史   動機づけ   TEM   複線径路等至性モデル   質的研究   日本語教育   

研究分野

  • 人文・社会 / 外国語教育
  • 人文・社会 / 日本語教育

経歴

  • 2022年04月 - 現在  兵庫教育大学大学院 専門職学位課程 教育実践高度化専攻 言語系教科マネジメントコース(国語)准教授

所属学協会

  • 子どもの日本語教育研究会   多文化共生社会における日本語教育研究会   兵庫教育大学言語表現学会   言語文化教育研究学会   海外日本語教育学会   日本語教育史研究会   留学生教育学会   日本教育心理学会   日本語/日本語教育研究会   日本言語政策学会   異文化コミュニケーション学会   社会言語科学会   日本語教育学会   中国四国教育学会   

研究活動情報

論文

書籍

  • 陣内 正敬; 阿部 美恵子; 笹井 香; 竹口 智之; 森本 郁代 関西学院大学出版会 2010年04月 ISBN: 4862830625 92 
    本書に掲載されている外来語学習を通して、日本社会や日本文化が広く理解できるような構成となっている。個々の外来語が出現した背景を理解することが主眼となっているため、日本事情に関する教材として活用するのに適している。

講演・口頭発表等

  • 学校の言語と子どものことば
    竹口智之
    令和5年度兵庫教育大学特別支援教育アドバンスセミナー:多様性を考えるーインクルーシブ教育再考ー 2024年03月
  • 90年代以前のロシア・ハバロフスク市における日本語教育史――ゲオルギー・ペルミャコフ氏の生涯から――
    竹口智之
    第72回中国四国教育学会(於:広島大学オンライン大会) 2020年11月 口頭発表(一般)
  • 関西大学留学生別科におけるICT教育の一例  [招待講演]
    竹口智之
    ハバロフスク日本語教師会(於:ハバロフスク極東学術図書館) 2020年02月 口頭発表(招待・特別)
  • 竹口智之
    海外日本語教育学会 2019年度第2回研究例会(於:龍谷大学) 2019年10月 口頭発表(一般)
  • ケース分析によるポートフォリオ学習での教師の働きかけ――上級日本語学習者の自律的学習を目指した活動の中で――  [通常講演]
    末吉朋美; 山本晃彦; 竹口智之
    第22回 AJEヨーロッパ日本語教育シンポジウム(於:カ・フォスカリ大学) 2018年08月 口頭発表(一般)
  • 山本晃彦; 末吉朋美; 竹口智之
    第40回社会言語科学会大会(於:関西大学) 2017年09月 ポスター発表
  • 松井一美; 竹口智之; 金武雅美; 門井美奈子
    多文化関係学会 2017年度第16回年次大会(於:藤女子大学) 2017年09月 シンポジウム・ワークショップパネル(公募) 藤女子大学
  • ロシア極東地域における日本語学習動機づけ研究――自律性指標との関連から――  [通常講演]
    竹口智之; ブシマキナ・アナスタシア
    2015(平成27)年度日本語教育学会秋季大会(於:沖縄国際大学) 2015年10月 口頭発表(一般)
  • 日本語学習課題価値尺度作成の試み――ロシアにおける日本語学習動機分析の手掛かりとして――  [通常講演]
    竹口智之; ブシマキナ・アナスタシア
    第20回留学生教育学会 年次大会(於:日本電子専門学校) 2015年08月
  • 交差する学校アイデンティティと教師アイデンティティ――ユジノサハリンスク市の初中等教育機関で日本語を指導するロシア人教員の語り――  [通常講演]
    竹口智之
    第17回日本言語政策学会年次大会(於:椙山女学園大学) 2015年06月 口頭発表(一般)
  • ユジノサハリンスク市における学習者による 「学びの主体性」の獲得過程 ――初中等教育機関での日本語学習経験者を対象に――  [通常講演]
    竹口智之
    第5回 年少者日本語教育研究フォーラム(於:早稲田大学) 2015年02月 口頭発表(一般)
  • 正統的周辺参加としての日本語学習は学習者に何をもたらすか  [通常講演]
    竹口智之
    中国四国教育学会 第66回大会(於:広島大学) 2014年11月 口頭発表(一般) 広島大学
  • サハリンにおける言語・文化研究の可能性――現場フィールドワークから――  [通常講演]
    竹口智之
    第11回東京移民言語フォーラム (於:東京大学) 2014年03月 口頭発表(一般) 東京大学
  • 実践知共有のために私たちができること――エピソード記述の活用から――  [通常講演]
    竹口智之
    第17回極東・東シベリア日本語教育セミナー ワークショップ (於:極東連邦大学) 2013年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 成長する教員とは  [通常講演]
    竹口智之
    第16回極東・東シベリア日本語教育セミナー ワークショップ (於:極東国立人文大学) 2012年10月 シンポジウム・ワークショップパネル(指名)
  • 工学系大学院留学生を対象とした日本語学習動機調査  [通常講演]
    麻生迪子; 竹口智之; 太田和秀
    日本工学教育研究協会 第59回年次大会 (於:北海道大学) 2011年09月 口頭発表(一般)
  • 工学系留学生を対象とした日本語学習動機調査――その変容と要因への着目――  [通常講演]
    竹口智之; 麻生迪子; 太田和秀
    第10回 世界日語教育研究大会 (於:天津外国語大学) 2011年08月 口頭発表(一般)
  • 継承語教育における父親の役割――大学日本語教員を対象に――  [通常講演]
    竹口智之
    韓国日語日文学会 冬季学術大会 (於:建国大学校) 2010年12月
  • 韓国系民族学校における第二言語教育の促進要因  [通常講演]
    竹口智之
    第5回 関学日本語教育研究会 (於:関西学院大学) 2010年07月 関西学院大学
  • 第二言語としての日本語学習を促進する要因  [通常講演]
    竹口智之
    韓国日語日文学会 春季学術大会 (於:韓国外国語大学) 2009年04月 口頭発表(一般) 韓国外国語大学
  • 継承語教育・学習を促進する要因  [通常講演]
    竹口智之
    社会言語科学会 第23回大会 (於:東京外国語大学) 2009年03月 東京外国語大学
  • 継承語学習者は言語をいかに捉えているか  [招待講演]
    竹口智之
    多言語化現象研究会第31回研究発表会(於:国立民族学博物館) 2007年05月 口頭発表(一般)
  • 日本語教師の職業的自己成長形成に関する一考察  [通常講演]
    竹口智之
    関西学院大学 言語コミュニケーション文化学会 第2回フォーラム (於:関西学院大学) 2007年02月 関西学院大学
  • 言語学習における態度と動機の関係  [通常講演]
    竹口智之
    中国四国教育学会 第58回大会 (於:岡山大学) 2006年10月 口頭発表(一般) 岡山大学
  • 日本語教育における文法提示手順の改善に関する一考察  [通常講演]
    竹口智之
    関西学院大学 言語コミュニケーション文化学会 第1回フォーラム (於:関西学院大学) 2006年09月 関西学院大学
  • 継承語学習者は言語をいかに捉えているか――民族学校に通学する生徒を対象にして――  [通常講演]
    竹口智之
    社会言語科学会 第18回大会 (於:北星学園大学) 2006年08月 北星学園大学
  • 言語態度―動機―言語学習への取り組みの関係性への一考察――韓国系民族学校新渡日コリアンの場合――  [通常講演]
    竹口智之
    異文化コミュニケーション学会年次大会 (於:麗澤大学) 2006年06月 麗澤大学
  • 言語態度、言語学習動機、学習への取り組みへの因果モデルの検証  [通常講演]
    竹口智之
    日・韓次世代学術フォーラム 第3回国際学術大会 (於:立命館大学) 2006年05月 立命館大学
  • 韓日バイリンガリズムに関する一考察――継承語教育の観点から――  [通常講演]
    竹口智之
    社会言語科学会 第15回大会 (於:早稲田大学) 2005年03月 早稲田大学
  • 教師の信条変容に関する事例研究  [通常講演]
    竹口智之
    中国四国教育学会 第56回大会 (於:鳴門教育大学) 2004年10月 鳴門教育大学
  • 読解教材を一斉授業において行うことの意義――上級クラス、小説『鞄』を例に――  [通常講演]
    竹口智之
    中国四国教育学会 第55回大会 (於:広島大学) 2003年11月 広島大学
  • 上級クラスにおける情意面促進を図った授業に関する一考察  [通常講演]
    竹口智之
    中国四国教育学会 第54回大会 (於:高知大学) 2002年10月 高知大学
  • 日本における民族学校での二言語教育に関する一考察  [通常講演]
    竹口智之
    中国四国教育学会 第51回大会 (於:香川大学) 1999年10月 香川大学

作品等

MISC

共同研究・競争的資金等の研究課題

  • 日本学術振興会:科学研究費助成事業 基盤研究(C)
    研究期間 : 2023年04月 -2026年03月 
    代表者 : 竹口 智之
  • 神戸市教育委員会・兵庫教育大学 共同研究:
    研究期間 : 2023年04月 -2025年03月
  • 文部科学省:令和4年度教員講習開設事業費等補助金 (「新たな教師の学び」に対応したオンライン研修コンテンツ開発事業)
    研究期間 : 2023年09月 -2024年03月 
    外国人児童生徒への日本語、教科教育は日本の多くの教員養成大学・学部とは異なった知識理解が求められる。日本語教師養成を担う大学(外国語大学・学部など)の多くは、日本語を外国語として教育することを目的としている。このため、日本の学校という状況に合わせた教科教育についての知己が十分でないことが多い。また、教育対象を成人学習者と設定していることが多い。一方、小学校教員・日本の各教科教員養成を担う大学・学部は、教科教育の指導法の精緻化に余念がない。しかし多くの場合、教育対象が日本人児童であるので、言語・文化的配慮がされていないのが多い。上記の課題に取り組むべく、以下の4点の内容を含む、9回の講座により構成する。 1)外国人児童生徒のおかれている背景と望まれる支援体制 外国人児童生徒を日本の学校に受け入れる際、学校長・担任・教科担当・支援者がどのような立場で、どのような役割を担うべきかを理解する。外国人児童生徒の支援について、クラス担任に過度な負担とならないように、それぞれの立場の者が認識するべき具体的職務を理解する。あわせて、地域の状況に合わせ、どのような支援体制を学校と地域間で敷くべきかを理解していく。(3回) 2)子どもの言語能力・学習能力 「言語能力」には、大きく2分される能力がある。まずは、状況からのヒントが多分にあり比較的短時間で日本人レベルに追いつくことが可能な「会話能力」がある。次に状況からのヒントが乏しく、文言から高度なメタ認知能力を働かせて理解しなければいけない「学習言語」がある。それぞれがどのような能力なのか概略を説明する。また、最初に外国人児童生徒を受け入れる際、子どもたちがどのような言語レベルにあるのかを理解する方法についても説明する。(2回) 3)授業作りのポイント 各教科内容に合わせ、どのような言語配慮・活動が考えられるかを説明する。文部科学省が管轄する「海外子女教育、帰国・外国人児童生徒に関するホームページ」内には、「学校教育におけるJSLカリキュラムの開発について(最終報告)」が掲載されている。これを基に、授業をデザインする際、教科内容と日本語表現をいかにして組み合わせるか考えていく。(2回) 4)当事者の声 兵庫県下には外国人特別入試枠を設け、海外から直接生徒が入学可能としている高校が5校(令和6年から6校)存在する。そのうちの1校の教員に、現場の教育側がどのような体制を敷いているか、またどのようなことを心掛けて教育に取り組んでいるかをインタビューしている。また、私たちはともすれば「外国人児童生徒」が一方的に支援を受ける側と捉えがちである。しかしながら自身で「生きる力」を育み、日本社会に根差している外国人児童生徒も大勢存在する。動画作成者との対談から、元外国人児童生徒がいかに言葉とアイデンティティを育んでいったかを明らかにする。 以上の計画に基づき、セクションごとにポイントの解説を行う。理解確認についてはオンラインで課題を設け、実践への応用について受講者自身が具体的な計画を論述するようにデザインする。
  • 文部科学省:科学研究費補助金(基盤研究(C))
    研究期間 : 2018年04月 -2023年03月 
    代表者 : 竹口智之
  • 関西大学:教育研究高度化促進費
    研究期間 : 2019年04月 -2021年03月 
    代表者 : 高梨信乃

委員歴

  • 2019年04月 - 現在   言語文化教育研究学会   査読協力者
  • 2017年01月 - 現在   公益社団法人日本語教育学会   審査・運営協力員
  • 2011年04月 - 2014年03月   社会言語科学会   研究大会委員
  • 2011年04月 - 2012年04月   異文化コミュニケーション学会関西支部   運営委員

担当経験のある科目

  • クラスセミナーⅡ兵庫教育大学
  • 日本語教育学概論立命館大学
  • インクルーシブ教育基礎論兵庫教育大学
  • クラスセミナーⅠ兵庫教育大学
  • 外国人児童生徒のための日本語教育兵庫教育大学
  • 海外教育体験実習兵庫教育大学
  • 中等実習リフレクション(実地教育Ⅸ)兵庫教育大学
  • 外国人児童生徒のための日本語教育(演習)兵庫教育大学
  • 日本語教授法兵庫教育大学
  • アカデミック日本語兵庫教育大学
  • 日本の教育事情兵庫教育大学
  • グローバル・スタディーズⅠ兵庫教育大学
  • 外国人児童生徒の指導と多文化共生教育兵庫教育大学大学院
  • 日本語教育文法兵庫教育大学大学院
  • 言語系教科教育実践研究兵庫教育大学大学院
  • 社会の中の言語文化兵庫教育大学
  • 日本語Ⅳ, 日本語Ⅴ, 日本語Ⅵ, アカデミック日本語A-Ⅱ, アカデミック日本語B-Ⅰ, アカデミック日本語B-Ⅱ, アカデミック日本語B-Ⅲ, アカデミック日本語A-Ⅲ, 日本事情, 短期語学研修(夏期)初中級, 短期語学研修(冬期)初中級, 日本語集中演習Ⅱ(大学受験), 日本語集中演習Ⅲ(大学院受験), 日本語集中演習Ⅲ(大学・大学院受験), アカデミックリテラシー養成講座関西大学
  • 日本語初級Ⅰ、日本語初級Ⅱ、日本語初級Ⅲ、日本語中上級立命館アジア太平洋大学
  • 日本語音声・会話(1年生)、日本語会話(2年生)、実践会話(1年生~3年生)、日本語作文(1年生~3年生)、基礎日本語(1年生~3年生)サハリン国立総合大学

社会貢献活動

  • 外国人児童生徒の日本語・教科教育
    期間 : 2023年08月 - 現在
    役割 : 講師
    種別 : 資格認定講習
    主催者・発行元 : 兵庫教育大学
    イベント・番組・新聞雑誌名 : 教員研修プログラム
  • 日本語指導が必要な児童・生徒への支援
    期間 : 2022年09月 - 現在
    役割 : 運営参加・支援
    種別 : その他
    主催者・発行元 : 加東市教育委員会
  • 先導的実践研究加配校連絡協議会
    期間 : 2022年04月 - 現在
    役割 : 運営参加・支援
    主催者・発行元 : 兵庫県教育委員会
  • サハリン日本人会役員
    期間 : 2013年04月 - 2014年03月
    役割 : 運営参加・支援
    種別 : その他

その他のリンク

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